悲報 加悦SL広場閉園

インスタグラムに投稿された内容で、京都の北、大江山の麓にある加悦SL広場が閉園することを知りました。それで慌てて昔の画像を見返しました。
加悦SL広場には、2018年の夏、福知山に出張してる最中の休日に行った事があります。福知山からはレンタカーでひと山超えるドライブになりましたが、明るくのんびりした場所に車輌が置かれてました。それぞれ痛んでいるところもありましたが、それでも公園などに放置されている車輌に比べれば状態も良かったんじゃないかと思います。その辺はテツじゃないので詳しいところは判りません(笑)これらの車両(?)はそれだけでお金を産む訳じゃないので維持をしていくのは大変だったでしょうね。入場料は取っていてもそれだけじゃきっと無理。閉園するのは残念ですが、やむ無しでしょう。願わくばコレクションされていた車両がどこか別の所で保存されればと願います。

今回、当時の画像アルバムから拾い上げたのですが、どうも私は車輌の細かい部分の形だったりにグッと惹かれるようです。室内灯のカバーの湾曲や前照灯の形やツバ、スイッチやランプだったり(笑)そして、SLのむき出しの鉄の威力より、それが箱に収まってる方が好き。表現が難しいですが、電気やジーゼル機関車の方にグッときますね。

思い出せば、あの時も暑い夏だったな〜。別の休みの日には、酒呑童子で有名な大江山に行ったんだっけ。仕事に行ったのか遊びにいったのか・・・(笑)

おおっ!グッチのようなマーク! 
加悦鉄道の後継会社は日本冶金工業のグループになったので、これは日本冶金の社紋と同じだそうです。

前照灯に惹かれます〜。

メインキーの鍵穴。

SLは力強さが、むき出しでちょっと疲れる感じがします。あっ、これは個人的な意見ですから〜。

この、椅子というより腰掛けがイイね!

この電灯のカバー!

この「ひさし」!

これは除雪車ですかね? 
鉄仮面のような車両が前照灯を炊きながら雪を蹴散らして向かってくる図を想像するだけでぞわぞわします。

この目のようなのがグルグル回るんですよね。クドイようですが、目をグルグル回しながらこっちに向かってやって来るのはかなり狂気(笑)

頭上に積んだタンクもなんだかカッコいい!

加悦鉄道 さよなら列車だそうです。 本当にさよならになっちゃったのは残念。

この緑の車両が一番のお気に入り。加藤製作所の「カトーくん」 緑のペンキの具合とみっちり感がとても好き。
個人的には愛好する鈍重なランドナーに通じるものがあると思ってます。

もし万が一、次に自転車オーダーする事があったならこの色だな(笑)
ん! そういえばこんな自転車もあったな。

あっ、駐車場にはこんなのも展示されてました。日本最古のチンチン電車と看板には書かれてます。
しかし、「日本最古のチンチン電車」でググってみると、いろんなところに最古はあるようです(笑)

ちなみに「日本最古のちんちん」でググってもチンチン電車がヒットします(笑)

おまけ画像。
福知山には、足立音衛門というお菓子屋さんがあって、そこの名物は丹波栗のテリーヌ(1万円!)。
流石に買う事できないのでプリン買って我慢しました(笑)

この旅のお供は・・・ POWERED BY Apple iPhone SE2[RED]

悲報 加悦SL広場閉園” に対して12件のコメントがあります。

  1. minatocyclo より:

    加悦SL広場・・・話で知ってはいましたが行ったことはありません。
    あのデッキが先頭にある気動車の印象があります。
    けっこうたくさんの車両が有りますがどれをとっても貴重なものばかりですね。
    いままでこのような展示車両は移動するにも多額の費用がかかるようで放置されたり朽ちてしまったりすることもあるようです。
    おさまる所に収まり、早急に安住の地が見つかると良いですね。

    1. taboom より:

      minatocycloさん こんばんは。

      私もたまたま出張先で地図を見てて知ったのです。
      こちらを見つけただけでも出張行ってて良かった〜・・・って違うか(笑)
      しかし、出張だと自分の好みとに関わらずに行かなきゃいけないので、それで新しい出会いがあったりします。
      今更ながらに出張に行かせてくれてた会社には感謝ですね。

      沢山の車両がありました。これらも集める時には結構大変だったろうと思いますが、それをまた別の場所にというのは
      ご指摘の通りきっと大変な事なんでしょう。こちらはちょっと小高いところにあって気持ちの良い場所なんですが、どこかの篤志家がそのまま引き取ってくれればとも思いますが、そんな簡単な話じゃないですね。

  2. INTER8 より:

    こんにちは。
    重厚な除雪車は迫力ありますね。正に鉄仮面。その丸い窓はワイパーなんでしょうか?
    迫力ある画像と映像を見つけました!
    https://usuitouge-ef63-ke70jumper.at.webry.info/201902/article_3.html

    1. taboom より:

      INTER8さん こんばんは。

      教えていただいたサイトで動画を見ました。遠くから凄い勢いで雪を書き飛ばしてやってくるのは迫力ありますね。
      丸い窓は、旋回窓というのだと思います。機関車で動いてるのを生で見た事ありませんが、船ではあります。グルグル回って雨や雪が着くのを防ぐんですね。

  3. 丹波爺快速FS より:

    Taboomさんこんばんわ。地元なのに閉園の情報知りませんでした・・・。大江山ってニッケル鉱の鉱山やったんですね。先日のIOブラザーズさんとの大江山ヒルクライム練の時、大江山の鉱山の話してたんですよ。此処って日本冶金工業(NAS(ナス:Nippon-Yakin Austenite Stainless Steel)、システムキッチンとかやってる”ナスラック株式会社”やたんですよね。今更ですが知らんかったですわ~。

    1. taboom より:

      丹波爺快速FSさん こんばんは。

      今となっては思い出になってますが、2018年の夏なので、向かいにあった緑の屋根の工場の仕事で詰めていた頃の事です。あの夏は、大江山に行ったり、天の橋立に行ったりと楽しかったです(笑) そういえば、S田の工場まで行きましたよ。しかも下道で(笑) レンタカーでしたが、丹波の山の中をグルグル回って面白かったです。ここらを自転車で走ってられるんだろうと思ってました(笑)

      大江山は鉱山だったんですね。なるほどなるほど。そして、日本冶金とNASグループ。大きな会社でも維持するのは大変だったんでしょうね。

  4. oryzasativa より:

    こんばんは

    加悦といえば嘉悦女子大、とは
    関係ないですね。

    昔の かき分け式除雪車
    図鑑で見て ワクワクしました。
    実車両は 見たことないです。

    グルグル回るワイパーも
    見てみたいです。

    でかい車両は ときめきます。

    1. taboom より:

      oryzasativaさん こんばんは。

      加悦は、「かえ」って読むんだそうです。
      私も勝手にかえつだと思ってました。かえつなら確かに嘉悦でしょうね(笑)

      >グルグル回るワイパー
      これは、旋回窓と言うんだそうですが、なんと売ってますよ。一つどうですか?(笑)
      https://www.monotaro.com/p/5313/0009/?utm_medium=cpc&utm_source=Adwords&utm_campaign=246-833-4061_6466659573&utm_content=77481173996&utm_term=_380604149676__aud-299700299220:pla-901512453354&gclid=Cj0KCQjwjoH0BRD6ARIsAEWO9DuY9Q85miXIYOi-A4Iu4RPTWmK7w_eocnC2qb94hmPqhHQOyLsJVI4aAvZYEALw_wcB

      1. oryzasativa より:

        こんにちは

        旋回窓
        お値段 異常ですね。
        買う人 いるのでしょうか。

        旋回窓だと
        窓がグルグル回るイメージですね。
        旋回ワイパーのほうが
        しっくり きます。
        買わないから どうでも
        いいですけど(笑)

        1. taboom より:

          oryzasativaさん おはようございます。

          >買う人 いるのでしょうか。
          いないでしょ(笑)

  5. アルプス親父 より:

    TABOOMさんこんにちは、
    悲しいかな加悦SLの広場が終園となってしまいましたね。今でこそだいぶましになってきましたが、日本にはイギリスを始め欧州の様に産業遺産を大切にする土壌がまだまだ成熟してませかんら企業任せ、ボランティアだけでは限界があるんでしょう。趣味人からみたらお宝の山ですが一般の方には難しいんでしょう。写真拝見したなかで茶色の二軸ロッド駆動の機関車がありましたが、戦後森製作所がコスト削減を目的に蒸気からディーゼルに改造した際物で、全国でもこれ1台しかありません。他も歴史的なものばかりですから安住の地が見つかるといいですね。
    単身中に行っとけば良かったと後悔しきりです。

    1. taboom より:

      アルプス親父さん おはようございます。

      >産業遺産を大切にする
      そうですよね。本当に欠落しているのは残念です。国の発展や産業に貢献した物は遺産として残してもらいたいです。ちょっと違うかもしれませんが、国会図書館のように蔵書を貯めていくような形にならないでしょうかね。

      既存の鉄道会社であれば、その会社独自に博物館とか保存館とかがあるのでマシですが、なくなってしまった路線などは、それもままならないでしょうし、指摘の通りボランティアに任せるのは無理でしょうね。マニアが見れば歴史的な遺物もあるんでしょうから、ちゃんとどこかで引き受けてもらいたいものです。鉄道車両は都道府県にしても良い観光コンテンツになると思うんですけどね。

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