2021年9月29日 / 最終更新日時 : 2021年9月29日 taboom 1 サイクリング

チューブラーで行こう！

これは、広島生まれのレーサー、ナショナル自転車のエスプレッソであります。

広島に単身赴任していた頃、オクで手に入れたフレームにちまちまと部品を組み付けて組み立てました。当時は仕事が終わってちょっとでも時間ができるとP銀行に出かけていた頃の話で、P銀行通いを止める、ん、いや頻度を少なくする程度か（笑）を目的として取り組みました。チューブラータイヤといえばロードレーサーというスタイルになるのが一般的ですが、これを、ツーリングの友としたのであります。どうせ山奥には行かないし悪路は考えなくても良いから細いタイヤでもOK、そして細いタイヤだから軽く走れる、だから登りも楽チン・・・なはず、という思惑であります。だから後ろは漢ギヤだったとしても、前はインナーを小さいのを使いたいからと行って、卑怯にもTAシクロツーリストを使いました。しかも、当時広島ベースにあったTAのクランクといえば、何故かフレンチスレッドだったので、ペダルもそれに合わせてリオターの安ペダルを探して取り付けました。まさにこれは絵に描いたような負のスパイラル（笑）まあ、でもこれはこれで、江田島を始め色々と各地を廻る際に活躍してくれました。そういえばトップページのスライドショーに登場してます。広島の呉の灰ケ峰の展望台で撮ったものですね。よく上ったなぁ・・・。しかし、埼玉に戻ってから全く出番無し。部屋の中にはあったけど、しかも２段ベットの上のあたり、広島から持ち帰った後ずっと乗ることもなく放置してました。立てて保管するため一通り組み立てていましたが、整備という観点では何もしてないのと一緒です。そろそろこれを出す頃かと思い立って地面に下ろしたのであります。

ほとんど整備もせずに下ろした様子はInstagramでアップしましたが、タイヤが何となく浮いてるような感じがしたので、きっとリムセメントを貼り直し（テープだけどね）、あとはブレーキの効き、そしてディレイラーの簡単な調整が必要と判断しました。
今日は公休だったので、朝からタイヤを貼り直すかとタイヤから空気を抜いてリムから外そうとしたら、あれっ？　意外と簡単に外れるじゃん？　ん、あの独特なチューブラーテープのネバネバが何処にも見当たらず・・・、もっ、もしや、これはテープで貼ってない・・・。まさにガクブル状態でありました。危ない危ない気づいて良かったよと、改めて貼り直しをしたのであります。しかも前と後ろ（笑）

改めてチューブラーテープを貼り直して空気をバンバンに入れて、タイヤをリムに押し付けると、なかなかの手応え、いいじゃん。そして、ブレーキ。元はなんだこれ？　ダイヤコンペ？　でも片効き気味だったので、えーいめんどくさい、Wピポッドの良く効く奴に変えちゃえと、ジャンク箱に入っていたテクトロに付け替えました。そして、ブレーキワイヤの左右の配置、右で後ろを引いて左で前を引くようになってました。んんん？どうしてそんなにしたんだろうとも思いましたがまあいいか。左右を入れ替えてみました。ワイヤの取り回しもあるけど、まあ何とかなるでしょ。そして変速調整。インデックスじゃない変速に触るのはなんか久しぶり、おおっ！これは新鮮。好きな位置で好きなギヤ使えばいいじゃん。誰がやっても同じ位置で切り替わるなら、機械が代わりにやってくれ。な〜んて思ったりしてね。

一通り整備・調整したら実走して試してみることにしました。来月初めのイベントに、このエスプレッソを出動させたいと考えてます。だから予め試しとかなきゃね。そして、それもそうだけど、ここんとこ休みといえば雨が降ってたり、ドヨーンとした曇天だったので、今日はどうしても外の空気を吸いたかったというのもあります。整備に手間取って、今更遠出する時間もないし、いつものレギュラーコースで様子を試しましょう。なんだか空が青いぜ。
（2021年9月28日　走行）

コースは以下の通り。

Instagramにアップした時の様子。この時、タイヤはリムにちゃんと貼られてません。ひえ〜。

いい気になって、駐車場を２周しちゃったよ。
やっぱ細いタイヤはいいなぁ〜なんて思いながら（笑）でも、安心してください。ちゃんと空気入れとけば滅多なことでリムから外れることはありません。・・・ってホントかよ・・・(+＿+)＼バキッ!

じゃ、狭山湖までひとっ走り

ちゃんと貼ったし、空気をカンカンに入れたチューブラータイヤは、いつも乗ってる通勤用アシスト自転車とは違う乗り心地でするすると進むね。

東村山駅前にある有名な銅像の前でパチリ。

日本一給水塔の前でもパチリ。

多摩湖から狭山湖へワープして、いつもの東屋で休憩。
この東屋には、机とベンチが５〜６セット位ありますが、先客が何組かいました。緊急事態宣言ももう終息ということからか、それともそんなこととは全く関係ないのか、そのうちの一つ老婦人のパーティがかなりでかい声で喋ってました。まあ普段喋るチャンスもなかったろうからそれも仕方ないねと思いつつ昼寝をしてたけど、いかんせん声がでかい。もうちょっと小さい声で喋れないものか・・・。

ここまで乗って来て思ったこと。
チューブラータイヤもいいけどフーデッドレバーの感触もいい感じ。やっぱブレーキはフーデッドだな・・・(+＿+)＼バキッ!

しかし、今日は青空が見えるものの、雲の圧がハンパないな〜

何となく近い未来を示唆する感じ？

そして、パンクの神、降臨

東屋を出て、公園の道、ちょっとした砂利道を通ったところ、ん？　どうも後輪の反応が鈍いというか、なんかタイヤが突き上げに負けてる感じ・・・。

おっかなびっくり自転車止めて、後輪を指で挟んでみると、あんなに朝方はビンビンだったタイヤがムニョムニョになってました。うひょ〜(泣) こりゃ、パンクだね。

パンクリペアをサドルバックから出しました。
予備タイヤ、チューブラーテープ、テープ切るハサミ・・・、んこの図はどっかで見たぞ。

あ”〜〜〜、思い出した。
広島時代にこのエスプレッソで街巡りをしていた最中にパンクに気づいて、空気を入れながら騙し騙し帰宅したんだった。あの時も同じようなリペアキットの画像を載せてたぞ〜。もしや、そんなことは無いだろうけども、その時からタイヤを変えていないのか・・・。

2018年4月16日　チューブラパンクで敗走した記

いや、昔を思い出して懐かしんでいてもも仕方ないので、とりあえず目の前の障壁を取り除こう。
リペアのタイヤをリムに嵌めるために伸ばしてと。

パンク修理、WOのチューブ交換に比べて、チューブラーテープ貼らなきゃとか、タイヤ伸ばさなきゃとかの手間が掛かるけど、自分的にはこっちの方が気楽です。

平板に写っちゃうけど、ここは下り坂の途中。なんてことない景色だけどお気に入りの場所。

帰り道の途中、通りかかったお店の前にこんな懐かしいのを見つけました。10円ゲーム。今もまだ現役の様子。いいね！

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