２次燃焼ストーブ

何も今やらなくても良いのに、始めてしまう。そんな感じでやっちゃいました。
ガレージとか部屋とか片付けて、いろいろと準備をしなければならないはずなのに、こんな事やって・・・と自分でも呆れるんですが、今までやろうと思っていて多忙だったり疲れているからという理由でほっといた事だったりモノが、片付けをしていると出てくるんです。次から次へと。我ながら呆れますが、これも機会だという事で少しづつ手をつけています。

ところで、2次燃焼ストーブというものをご存知か？

すげー簡単に説明すると、
　１　火を焚くと燃える←これを１次燃焼。
　２　1次燃焼で生じた燃え切らない可燃ガスが出る。
　３　その可燃ガスを改めて燃やす←これを2次燃焼。
という仕組みを使ったストーブであります。
一般的な焚き火は、燃え切らない可燃ガスが煙となってモクモクと周りを賑やかすのであります。厄介ですね。だから、この2次燃焼の仕組みを使えば煙を（あまり）出さずに焚き火ができるんだろうと考えつきました。
逆に、２次燃焼ストーブを使うことで、燃焼効率が良すぎる関係で燃料となる薪とかがバンバン燃えちゃってどんどん無くなるというデメリットもあるそうです。
ゆっくり焚き火でもしながら・・・という感じにはならないそう（笑）

昔だったら、庭の落ち葉、焚き火をして燃やしちゃえば良かったのに、今は周りにアパートや人家が増えて、おいそれと庭で焚き火をすることが出来なくなりました。煙が出ると洗濯物とかに匂いがついちゃいますしね。だから、馬鹿らしいことに、落ち葉は「もえるゴミ」として出さなければならないと。当然っていえば当然なんでしょうけど、今まで庭の事なんて親父に任せっきりにしてた私にとっては、かなりの驚きであります。それだったら、煙の出ない焚き火が出来ればという動機で、この2次燃焼を試してみたくなったのです。
庭の落ち葉や枯れ木を燃やすというのであれば、それなりの大きさが必要ですが、いきなり大きいのを作って失敗するのはつまらないので、手頃なサイズ、いわば実験プラントのようなものを作ってみました。
　

昔勤めていたホームセンターに行って、部材を買ってきました。
１　TK丸缶（４L）　4905533155578 ￥580
２　TK丸缶（２L）　4905533155554 ￥500
上記値段はホームセンターで手に入れた値段ですが、JANコードでググるとネットではもっと安いのが沢山あります。

作り方は簡単
２L缶と４L缶にそれぞれ穴を開けて、４L缶の中に２L缶を入れるだけです。
２L缶は、円筒の上部にぐるっと穴を開ける。そして底に穴を開ける。
４L缶は、円筒の下部にぐるっと穴を開ける。
４L缶のふたに穴を開けて２L缶を嵌める。

これが、実験プラントの外観であります。
取っ手がついているから持ち運びできます。

実験プラントは２重構造になっています。
左が４L、右が２L。４Lの中に２Lが入ります。

実験プラントの中を上から見た図。ここが言わば燃焼ドームですね。
この部分を大きくしないと庭の枯葉や枝を燃す事はできません。

しかし、我ながらテキトーな穴だな（笑）
ちなみに、２L缶の蓋は残っているので、焚き火が終わったら蓋して仕舞って置くことができます。

結構な勢いで燃えました。
画像では見えませんが、２L缶の上部の穴から火が勢いよく吹き出して燃えてます。

とりあえず、実験プラントとしてはこれで良しとしましょう。
本番プラント建設には時間がかかるし、本来やらなきゃな事が目白押しなのでとりあえず、先送りです（笑）