【ブログ便乗】チェーン切り私の場合

TAKOぼんさんの以下の記事を拝読して、チェーン切りについて思うところがあったので便乗させていただくこととしました。
ICカードレリーダーとチェーン切を買った!

氏が久しぶりにチェーンを切ろうしたら、矢が折れていたということで、どうせならちゃんとしたチェーン切りを手に入れようとされたというお話です。NOGUCHIが扱っているチェーン切り、当たりの調整もできてなかなか使い勝手が良さそうです。NOGUCHIを入手する前に手に入れただろうモノタロウのチェーン切りは、矢がまっすぐ出てこないという代物で、ちょっとこれは如何なものかという指摘もされています。私もモノタロウの物は、その安さから手に入れた事がありますが、昔ながらのチェーン切りのスタイル、私なんて昔からその手のチェーン切りを使ってきたので違和感はあまりありません。斜めに矢が出るというのも、ちゃんとピンを押し込んでくれればそれで良しと考えますが、客観的にそれは正しい工具のあり方ではないでしょう。その辺りの工具に対するこだわりは、長年木工職として携わってこられた氏の矜持を見るようです。

さて、その記事に対し、私は同じような考えでホーザン のチェーン切りを見つけたけど、ツーマッチエクスペンシブ!という事でやめた、シマノのチェーン切りで充分であるというようなコメントををしております。まあ、シマノのチェーン切りはそれなりに良くできた工具だと思います。手に入れた当時、早々にチェーンを押し当てるガイドの位置を間違えて締め込んで、ガイドがバキッて折れちゃったという事件はありましたが、ガイドが無いのを気にしなければ今でも普通に使えています。繋ぐのにちょっとずれた状態で、無理やり矢をねじ込んで入れちゃうという芸当も難なくこなしてくれます。自分の使い方では必要十分な工具であります。

が、しかし、氏の記事を改めて読み返してみると最後の部分、
とにかく まともなのを1個 持っておかないと・・・ 格好がつきません
に刺激を受けました。曲がりなりにも、これから自転車の修理を生業にするにあたり、ツーマッチエクスペンシブだからって理由で、ホーザン のチェーン切りを見送ってしまって良いのか、本物の工具としてのチェーン切りを使わずしてそれで良いのか・・・。
てな感じで葛藤はありましたが、えいっままよって感じでアマゾン様でポチってやりました。
ちょっと酔っ払っていたかもしれません(笑)

ホーザン のチェーン切り C−371であります。箱が意外とでかいです。

箱がでかいのは、本体がでかいからです。
シマノのチェーン切りもそれなりにボリュームありますが、ホーザン のそれはもっとでかいし重い!

自分の自転車に使うのはもったいない気もしましたが、逆に最初は自分の自転車だろうという事で、ZUNOWのフリー交換に伴うチェーン入れ替えで使いました。
チェーンは秘蔵のこれを使います。もうすぐ無くなっちゃうよ〜という脅し文句につられて以前ストックしていたものですが、まだ流通してますね(笑)

と、ここまでは調子の良い事書いてますが・・・
以下の悲しい写真をご覧ください。何だかわかりますか? 矢が折れてます・・・orz
チェンを切った後で改めてつなぐ際に、自転車傾けてしかもRDのロングケージのテンションがきつい状態で、引っ張りながらやろうとしたのが敗因です。チェーンに対してちょっと斜めって押したんでしょう。いとも簡単にピーンって矢が飛びました(泣) しかも一発目です。おいおい、俺は一体何やってんだ・・・ちょっと意気消沈。
ああっ、それでも思い出したよ、そういえば予備の矢がグリップの中に入っていたっけと、付け替えて、再度チャレンジしてみたら、同じようにピーン。もう、これは漫画というかまるでコントの世界。
一度の失敗は許すけど同じ過ちを繰り返すのはバカ。自分をぶん殴ってやりたい(怒)

気を取り直して、シマノのチェーン切りで同じ状態でキモチ斜め気味に押し込んだら無事入っちゃいました。だったら最初からシマノ使えよ・・・ってか。

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【ブログ便乗】チェーン切り私の場合” に対して8件のコメントがあります。

  1. INTER8 より:

    こんにちは。
    早起きしてサッカーで喜んでいた気持ちが、この記事を読んで消沈しました。
    ビールでも飲んでチェーン切りの事は忘れてください。

    1. taboom より:

      INTER8さん こんばんは。

      せっかくの夢のような勝利の気分を害してしまい申し訳ありません。
      凄かったですね!

      最初にやったという事は、これからの戒めにしていこうと思います。
      一事が万事ですけどね(笑)

  2. austintexas より:

    ドンマイ!
    工具に投資を惜しんではいけないというプロの矜持に感服します。
    ちなみに当方保有のHOZANの自転車技士お受験セットに入っていたチェーン切りは、なぜかHOZANではなくPARKTOOL CT-3.3でした。C-371はお受験生レベルには必要ない高級品ということかもしれません。

    1. taboom より:

      austintexasさん こんばんは。

      ありがとうございます。
      いきなりの先制パンチを受けましたが、これを戒めとしてやっていきます(笑)

      >お受験セット
      そんなのあるんだ!ってググってみましたが、ありますね。しかも在庫終了品になってます。
      その中で確かにチェーン切りはパークツールですね。そっちの方が良いよという事でしょうね。
      実際に、会社から支給されたセットにはシマノが入ってました(笑)

      ところで、お受験セットも揃えて、準備万端ですね。
      実際の技術的な部分は別にして、流れとか試験のコツとかありますので、必要があればお話しますよ。
      忘れないうちならですけどね(笑)

  3. メッセンジャー より:

    その昔、杉山御大の店でチェーン切り下さい、と言ったら、それはね、チェーン・リベット・エキストラクターと言うんだよ、と、優しく諭されました(中学時代の話)
    確かに正確にはそうですが(JCAの点検と整備の本にも、そう書いてありました)、長いので、チェーン切りでいいじゃん、意味は通じるし、と思ってました
    JCAが今よりはるかに権威のあった時代でした

    1. taboom より:

      メッセンジャーさん こんばんは。

      >チェーン・リベット・エキストラクター
      うん、これは確かにそのものズバリですね。何をするかを明確に示しています。
      それを中学生に優しく教えてくれるのは、御大のお人柄ですね。
      「チェーン切り」は、この夏の試験の胴元でもその表記をしています。
      どっちかというと切る方に重きを置いてるようですね(笑)

  4. TAKOぼん より:

    こんにちは
    あ~ なんだか 責任感じる・・・ 
    なんでか 折れますね・・・続けて 
    2度あることは~サンドある~ 
    ってことか(不吉なこと言うなよ~)
    こうなったら チェン切と縁切りだ~ っては ならないか~

    部室で使っていた チェン切は鉄の塊みたいなやつでした。
    でも 矢の部分の細さは 今も昔も 変わらないのです~ 

    うちのかみさんは こういう時は 「身代わりに折れてくれたんじゃない?」と言ってくれます。
    お金落とした時は「誰かの役にたったかもしれない」「おかずが一品ふえたかもしれない」
    だから ふさぎこむなと・・・ 私は無茶苦茶悔しいのですが なんだか慰められました。
    ま~ そういうことで 「チェン切は 自ら矢を折ることで邪気を払った」 くらいに!
    思うことにしましょう!  摩訶不思議なことが 科学万能の時代でも起こるのだと

    1. taboom より:

      TAKOぼんさん こんばんは。

      責任感じるなんて、全く関係ありませんから(笑)
      2度ある事は3度ある、手配した矢が来た時に試してみようかやめようかちょっとビビってます(笑)
      縁切りという事でいえば、これを神棚に上げて、毎日お祈りするのに使い、普段はシマノを使うというところが落としどころですかね。

      身代わり論は、いい落とし所ですね。
      気持ちの持ち方だと思いますが、何もない状態で良い塩梅に気持ちの整理をつけるのは難しいから、積極的に身代わりになってくれたと考えるといいかもです。
      それは色々と応用できますね。

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