二ノ宮山を目指すのだ!

二ノ宮山、そこには比企丘陵を一望できる展望台があります。
その展望台に上ると、眼下に比企丘陵、ゴルフ場はもとより遠く新都心、筑波山やら奥秩父の山々が見えます。無料の双眼鏡を覗けば、堂平山のドームも見えて、売店のおばちゃんが手を降ってるのが見える・・・らしい(笑)そして、景色は当然ですが、展望台を吹きぬける風が超絶気持ちいい!
比企丘陵を巡る機会があれば、この二ノ宮山は外せないポイントでした。そこで、今回のサイクリングでは最後のメインディッシュとして二ノ宮山を用意しておきました。一通り走った後に、あのようなゲキサカを持ってくる、もし自分が参加者だったとしたらきっと激怒してたと思います(笑) それほどあの上りはキツイというより、酷い坂であります。しかし、以前は根性入れて途中までは上る事ができたんだよな〜。けど今回はハナからやめました。だって無理して怪我しちゃつまんないでしょ(笑)
二ノ宮山に初めて上ったのは2012年5月でした。
自転車乗り始めた頃に森林公園を目指してサイクリングをした事はありましたが、森林公園の周りを自転車で走るという遊びを知ったのはこの時が最初でした。Makoさんの先導に従ってグルグルと目が回るような、あれっ?ここはさっき通ったんじゃね?と勘違いするような同じ様子の道を走ったのであります。まさにラビリンス。ここを楽しむには、どの道を通って何処に至ったとかを気にするようなものじゃなく、舗装やダートそして土道など、坂が来たら上る、上ったら下る、分岐は面白そうな方に曲がる、蛇がいたら驚いて避ける、段差があったらジャンプするという出たとこ勝負の楽しさです。自転車に乗り始めた頃の楽しさ、自転車を操る喜びそのものを思い出したのでありました。
その時にご一緒した人の中に青レンガさんがいました。すらりとした紳士然とした方で、ブランニューのTOEIのお披露目をされてました。確かワインレッドのカラーだったと思いますが、実はオーダーしたのはこの色じゃなかったけどもう出来ちゃったから、まあいいかと乗ってるんだよと、穏やかに話されていた様子を今でも覚えています。しかも、そのTOEIで山道を躊躇なくガンガン下る、すげー人だなぁと感心したものです。その時のサイクリングをきっかけに、各地で開催されるイベントやフリマでお会いしても気軽に接してくれましたし、その後は拙プランにも数多く参加してバックアップをしてくれました。先日残念な訃報を聞いて、それだったら初めてお会いしたあの地、比企丘陵を訪ねたいと思って、後輩のスガノヤくんをダシに使って企画したのが今回の大元です。ご参加いただいた皆さん、そもそものきっかけはそういう事なんです。すみません。そんな私のセンチメンタルなツアーに付き合ってくださいまして有難うございました(笑)
(2024年6月15日 走行)
二ノ宮山展望台に登ったら、まるで映画のワンシーン →「良き、比企、秋」
走ったコースはこんな感じ。
また行くきっかけが必要な方はお申し出ください。gpx形式で提供させて頂きます。
見るだけならこっちの方が。
出発前に集合写真を!
今回はオール日大関連のメンバーと、協賛のtaboomツアーズのメンバーが集まりました。
まさか、ここまで集まるか!と思ったのは私だけでしょうか・・・(+_+) \ バキッ!
無責任ですね(笑)
オール日大関連は7名 taboomツアーズ関連は10名の総勢17名であります。

こんな道が続いたりします。ワクワクしませんか?

いきなりドンと上るから、多少はヒーハーしますが。

でも大体は、車もあまり通らない田舎道なのでゆったりです。

ここは思い出のポイントです。
2013年の10月に乗馬を体験したところです。外乗に行くぞということで、こんな林道をパッカパッカと上り下りしました。

お馬さんのように、こんな道も文句も言わずに走る皆さん。
しかし、この先は行き止まりでした・・・(+_+) \ バキッ! すみません。

古墳跡という事実にコーフンする皆さん。

私もコーフンして、再び道を間違えてしまいました。
粛々ときた道をバックします。

あっついので水分補給は忘れずに。
大きな道をバーっと走る訳じゃ無いので、距離の割りに喉が乾いたりします。

先頭を私が走ります。その後ろをこの2人が続いてくるのですが、道中ダジャレやどーでもいい話の応酬をずっとやってます。聞くとは無しに走っていてもつい突っ込みを入れたくなるくらいです(笑)

ね、2人で並んで走ってるでしょ。

塩の大エノキに到着しました。こちらも比企丘陵におけるアイコンの一つですね。


なっ、なんすか、そっその・・・マント???

大エノキの下で仲良く・・・ん? みんなそっぽを向いて弁当食べてるじゃん!
ここで自己紹介ターイム。自己紹介してもらうのは何度一緒に走ったとしてもおじさんは名前を忘れちゃうからね〜。

そして、大エノキの下でも集合写真。
この歳になって集合写真の有り難みを感じるようになったのです。

さっ、メインイベントに向かいますよ〜。
(・・・って知ってんのは自分だけ(笑))

二ノ宮山を押して上る途中で見た、目に毒な看板。

ああっ、やっと着いたよ。二ノ宮山の展望台。
あまりの高さに全景入らず。屋根のようになってるのが中間の展望台。気持ち良いのはもっと上。

通り抜ける風が気持ちいーぜ!

そしてお楽しみ。二ノ宮山の裏側に下る山道(シングルトラック)
ここを青レンガさんは、TOEIでガンガン下ったんだよ。

そしてこの位置に、TOEIを停めて一息ついてました。
もうその姿を見る事が出来ないのはとても残念だけど、思い出はずっと残ってます。

ちょっとシルク・テンションのインプレッション
実際に下った人は判ると思いますが、あのコースをシルク・テンションは全乗車でダンダンと下る事ができました。
段差を下る場合のショックは比較的柔らかい感じがしました。テンションワイヤーの効果でしょうか。またフルブレーキングした時の挙動も特に気になる事はありませんでした。また別のコースを走ってみて情報を収集します。

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興味のある方はお問い合わせ下さい。
途中、森林公園の南口で小解散した後、本隊は東松山までやってきました。
ここで、自走して帰るメンバー、輪行して戻るメンバーとおさらばです。

で、散々フルイにかけて残ってしまった精鋭で1日の反省会。
サイクリングの話はもちろん、定番のブルックスの大銅鋲の話、月亭可朝の話など、いい歳したおっさんがゲラゲラ笑う楽しいひと時。
東松山のヤキトリは美味しかった。

だけど、この後ちゃんと輪行するから乾杯しても大丈夫なのよ
この旅のお供は・・・ POWERED BY SONY DSC-RX0
ボタンを押すともっと楽しい自転車の記事を見る事ができますよ。

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こんにちは。
青レンガさんが逝ってしまったことは、首都圏のツーリストにとって淋しいことですね。僕は堂平山ツアーで途中で会ったり道の駅でお喋りした思い出があります。
比企丘陵は車が入らない細道がそこかしこにあって田舎を味わえる良いところですね。一番の思い出は、大榎の下で座って相方と××していた時に上からヘビが落ちてきたことです。不思議な出来事でした。
INTER8さん こんばんは。
比企丘陵は、どんな季節でも良い味出してくれますが、特に新緑は良いですね。藪漕ぎしなきゃいけない場合もありますが(笑)
大榎の下は蛇がふってくるとは穏やかじゃありません。今度は気をつけましょう。
青レンガさんは堂平山にも来てくれましたね。そして若い仲間を連れてきてくれて頂上を賑やかにしてくれました。
これからは我々の年代が同じ役割をしてかなきゃと思ってます。でも青レンガさんは、そんな事まで考えてなかったよ〜って言うでしょうけど。
どうも楽しい企画ありがとうございました。比企丘陵は思いついたら車走らせて半日のポタリングに出掛けている様な場所ですが、川越CCの南側の細道は全く予想外でした。二ノ宮山も後半通りかかることが大半なので、今まで横目にパスして来ましたが、とうとう・・・(笑)。
青レンガさん、僕は面識はなかったのですが、本名にはニューサイ誌で覚えがありました。残念なことです。
奥田茂雄さん こんばんは。
住んでる辺りからちょっと足を伸ばせばいける比企丘陵はもっと知られても良いと思うのです。
しかも、解明されていない道も沢山あると思うし、季節でも違った顔をみせてくれますしね。
私も久しぶりだったのですが、これからまた通う事になりそうです。
先日はありがとうございました、大変お世話になりました。
近辺は何度となく通っていましたが、エエッここ行くの?という新しい
発見が多々ありました。独りだったら絶対選ばないような道ばかりで
今度改めてトレースしてみようかと思ったけど、こりゃムリかも…。
最後までお付き合いできず残念でしたが、またご一緒させてくださいませ。
masaさん こんばんは。
今回は参加して下さって有難うございました。なんだかわからん集まりに参加するのは勇気が必用だったことでしょう。
ゼファーのスポルティーフは、イカしてましたね!
>エエッ、ここ行くの?
そうなんです。それを参加者に思われたら成功です。びっくりさせるために行くのですから(笑)
今回のコースをトレースするのであればGPXがありますので、お知らせください。
今後ともよろしくお願いします。
お疲れさまでした!
比企丘陵良かったですねぇ。
峠越えが無いなーと思って参加してなかったんですが
食わず嫌いだったよーです。
青レンガさんのメモリアルラン・・・だったんですネ。
師匠は天国で見てたかも知れませんネ。
河っちさん こんばんは。
2周連続ご一緒いただき有難うございます。
都内巡りの上品さに比べて、野趣あふれるコース(しかも引き返しあり!)で大変だったと思います。
今回は事前に引いたルートをトレースするしか余裕がなかったですが、今回のコースをベースに別のルートを調べときます。
青レンガさんのメモリアルと大々的に掲げるのは、私なんかまだ顔じゃ無いと思ってたので、皆さんには黙ってました。
個人的には、思い出す事もできたので成功でした(笑)
こんにちは
このエリアは未体験ゾーンです
ちょっとした山サイ的な
コースですね。
シルク号は酷使にも平気ですか。
青レンガさんもかつてこのコースを走ったのですね。
時々ニューサイ誌に寄稿されていましたね
探して読み返そうと思います。
oryzasativaさん こんばんは。
いいでしょう、この辺りを巡るだけで結構お腹いっぱいになりますよ。
しかも、都内から1時間くらいで電車で来れますし。
ぜひ試してみてください。
昔の記事をご覧いただくと青レンガさん写ってます。
良かったらご覧ください。
ご案内ありがとうございました。
一人で走ったときとは比べものにならないくらい、濃密なコースでした。
また二万五千図を見ながら訪れたい比企丘陵です。大榎は「塩」という集落の近くにあるのでしょうか。古い地図には「土塩」という地名はあるのですが、そこでしょうかね。おわかりならばご教示ください。
shiokameさん こんばんは。
あのコース、以前であれば、もっと練られた道を走っていたはずなんですが、今回は繋ぎの部分はつまらない道になってしまいました。でもこれからあのコースにもっと肉付けできればと思ってます。あの辺りは結構懐が深いと思います。
shiokameさん、ご一緒したのですが顔と名前が一致しません(分かりません)。すみません。
大榎は地図上でどこなのだろうと思っていたところ、このコメントに触発されてちょっと簡単に調べてみました。どうやら、「塩」は熊谷市で「土塩」は滑川町・森林公園のそばのようです。
「塩」というと、海と関係があるようですが、語源はシボムからきているようで、近辺の谷津の地形からくるようです。
#taboomさん、この場を借りて御礼です。
眞さん おはようございます。
いい天気で楽しかったですね。ありがとうございました。
>shiokameさん
こんな情報があるようです。参考にして下さい。
大榎の場所、熊谷市の塩集落の南の丘を越えたところ、滑川の谷というか平野の境目ですね。休憩を終えて田圃を横切った時の用水みたいなのが滑川、向こうの谷戸に入ったあたりが嵐山町吉田です。
追伸。土塩は別の場所だと思います。森林公園の北側あたりで、この前通っていますね。塩の大分東で、ここは滑川町になるみたいです。
「熊谷市 塩 大エノキ」でgoogle検索するとヒットします。
おはようございます。
上尾市に住んでいたころは、森林公園内は何度も走りましたがその周辺のことはほとんど知りませんでした。いろんないい道があるんですね。まるでNCの世界ですね。
シルク・テンション号気になりますね!
輪行菩薩さん こんばんは。
上尾からは目と鼻の先でしたね。
公園内も整備されているから良いんですが、外に出ると出たとこ勝負になるからもう少し楽しいかもしれません。
写真撮るにしてもフォトジェニックな場所です。先頭引いてるとゆっくりsh進とれませんが(笑)
シルク・テンション号は、なかなか良いですよ。ダウンチューブがない事の影響はあの程度じゃ全く感じません。
まだまだ走り込みがたりませんが(笑)
こんにちは。
当日は大変お世話になりました。
とても楽しい一日でした!
こんなに緑が豊かで、里山の雰囲気が現存する地域が近場にあることに驚かされました。
別の季節にも是非行ってみたいです(笑)。
今回は18人目のメンバーが青レンガさんでしたよね。
きっと空の上から見ていたと思います。
rikoパパさん こんばんは。
とても楽しかったと言っていただけるなら、開催した甲斐があるというものです。
本来の主催者のスガノヤさんと走れなかったのは残念でしたけど。
新緑の季節は、草萌える感がとてもあって、生きる歓びを感じる事ができますが、
秋から冬にかけては、余計な草木が枯れるので、ヤブ漕ぎをしなくて済むようです。
また行きましょ。
追伸
眞さん、奥田さん
大榎のある「塩」という地名についてのご教示、大変ありがとうございます。
あらためて手持ちの古い5万図を調べたところ、分かりました。なにしろ、1960年代後半に購入した地図ですから、黒一色、文字は右から組まれたしろものです・・・現在の地図と重ね合わせると異同がよくわかります。
眞さん shiokameはシクロランドナーでえっちらおっちら走っていたロートルです。「塩」の語源も勉強になりました。その方面にも関心があるものですから。また、いろいろと教えてください。よろしくお願い申し上げます。
taboomさん この場を借りて、お二方にお礼を申し上げることをお許しください。
どーぞ、どーぞ
おつかれちゃんでした。楽しい企画にまた乗らしていただきました。今回何が楽しかったって、そりゃあ複数回の道間違いでしょう。みなさん「まぢかよー」とか、「えー引き返すの?」なんて言いながらも楽しそう(^^)でありました。ああいった道なき道を進むのは血湧き肉躍る!野生に帰る!本能の赴くまま!的な萌え萌え感があります。地図はいただきましたが、頭の中は空っぽで、今どこにいるかさえわからない。そんなtaboomツアーはいいですね〜 懇親会は不参加でもーし訳ありません。またの企画をお待ちしております。
六浦っ子さん おはようございます。
>血湧き肉躍る
そう感じていただけば有難いです。楽しかったですね。
ああいう道を進む時は、実際先導していて、「あっ、これ、ちょっとやばいかも」と思いつつ進むのですが実際のところヒヤヒヤです。いつ降参の旗をあげるか、いやこのまま行けるんじゃないか、とか葛藤があります。でも、後ろの方は「まぢかよー」でしょうね(笑)
一応言っときますが、あのルートは事前に作成したコースガイド通りに行ってますのでコースを間違ったというではありません。コースガイドを作るときの地図が古かったのかもしれませんが、あの田舎の細道の現状なんてわからないでしょうから仕方ないでしょう。