2025和歌山マイクロカーミーティングへ

埼玉県の自宅を出発して700km、28時間を経過した11月9日8時30分に海南市に到着しました。
師匠のドクターK、イテzonoさんと私の埼玉アビー軍団です。
高速道路、有料道路を走る事が出来ないので当然ながら国道などの下道を走ってです。
そして、会場となった海南nobinosuでイベントに参加した9時間後、再び700km先の埼玉に戻るため走り出しました。

和歌山県の海南市で「和歌山マイクロカーミーティング2025」が開催されると師匠から聞きました。去年の川島町で開催された「ミニカーミーティング」に関西勢が来てくれたとあって、それなら今度はこちらから馳せ参じなければならんと思ったのであります。別に私が関東を背負う必要は全く無い、というかそんな立場にある訳じゃないけど何故か気持ちが盛り上がってしまいました(笑)。しかし、どうやって行く? 最初は軽トラに積んで行くだのとか、大きなキャリアカーに3台乗せて、など夢のような事をぼやんと思っていたのですが、まあ普通に考えてみれば現実的には自走しかない・・・。師匠とイテzonoさんは経験豊富でしかも最強マシン。2人が横綱、大関だとしたら、私なんかどう贔屓目に見ても前頭三枚目くらい。お荷物になるのは必須で、それはちょっとなんだよなぁと考えてました。しかし、逆に考えると、こんな機会でもなければ遠征する経験も積めないだろうし、そして何かあっても「専属メカニック」が同行するからなんとかなんだろと、いつも通りの思考(Leap Before You Look)でえ〜いままよって行く事にしたのです。今までの、渋峠遠征仙台遠征だって同じ決断をしたんだよな。

そんなこんながあって、トータル1440km そして84時間のドラマが始まったのでありました。
(2025/11/7〜11/11 決行)

全体の工程は、以下の通り

◼︎11月7日(金) 
 18時(自宅出発)→ 21時(八王子マクドナルド出発)
◼︎11月8日(土) 
 0時(箱根峠)→ 1時(道の駅富士)→6時(新所原駅)→8時(岡崎 道の駅 藤川宿)→13時(四日市)→16時(名張 新町温泉)→19時(道の駅 宇陀路室生着)【寝る】
◼︎11月9日(日)
 4時(道の駅 宇陀時室生発)→5時(JR五条駅)→8時(海南nobinos着)→ 「和歌山マクロカーミーティング」→ 17時(マイクロカーミュージアム WAZUKA発)→20時(宇陀のコンビニ)→0時(四日市 おふろ Cafe 湯守座着)【寝る】
◼︎11月10日(月)
 8時(四日市 おふろCafe湯守座発)→15時(浜松 弁天島)→17時(道の駅 掛川)→19時(西焼津 笑福の湯着)→22時(西焼津 笑福の湯発)
◼︎11月11日(火)
 1時(箱根峠)→3時(平塚)→6時(自宅帰着)

どうです? 地獄の行軍でしょう。
ちゃんと寝たのは、8日に道の駅でテント張って仮眠したのと、9日に24時間営業のスーパー銭湯で仮眠したくらい。途中は観光など上品な活動は行わず、立ち止まるのはコンビニか道の駅、あとはマックと吉野家くらい(笑)
緊張しっぱなしの運転、押し寄せる眠気、背後から迫り来る大型トラック、漆黒の暗闇やガスってる山道、気がつくと大名行列の先頭となってしまう上り坂、ここミニカーで走っちゃっていいのと疑心暗鬼になる道路などなど。これはある意味、極限状態に於いても正しい判断や対応が出来るような訓練、いわば「地獄の研修」じゃないかね? この年になってそんなスキルを身につけてもって正直思うけど、なんとかやり遂げた(生きて戻って来れた?)今となっては、今回も多少経験値がアップしたかなって感じであります。



スタート時点から、Garmin Edge Explore 2で記録しながら走っていたけど、道の駅宇陀路室生についた時には、電源切れで生き絶えてました。桑名の辺りからビューっと直線引かれているのは最後のつじつま合わせが行われたからでしょう。せっかく頑張ってくれたのにGarmin様申し訳ない。

初めは八王子のマック

八王子のマックで合流すべく、自宅を出発しました。

箱根を越えて東海道を進むのよ

今回の一番の山場である箱根は、国道1号線を上りました。気がつけば夜中でも大名行列になっちゃうからヒヤヒヤ。箱根峠を越えて下った時の三島側の夜景が綺麗でした。

しかし、名古屋は迂回するのが大変でした。23号という海よりの国道があるけど、ここは産業道路というか、大型トラックがバンバン通行している訳で、そのような道路を、アビーが走っていいのか、そうでないのか・・・。 ここを抜けられれば比較的簡単に三重県に行けるけど、う〜ん、どうしたもんか?
で、結局疑わしくは近寄るなで、23号を回避して名古屋の都市圏を大回りする1号を行く事にしました。その結果、交通量が多い市街を走り、木曽三川を渡ってと大変な苦労をしました。あへ〜。
ランチは、四日市の「きみちゃんらーめん 塩浜街道店」で。

四日市から亀山そして伊賀上野

四日市から宇陀の道の駅を目指すには、亀山を経由して伊賀上野を抜ける算段であります。

お風呂大好きとしては、まったりと湯につかって今までの旅を反芻したりしたかったけど、さっと入ってさっさと出発しなきゃというのが心残り。でもまだ先があるんだよね。

ところで、伊賀上野は仕事で何度も訪ねた地(行かされた地?)で、今回は亀山から加太、その先は山の中を上ったり下ったりして行きました。途中の午後の暖かい光が丘を包むような光景は走っていてまるで夢のよう。いや、ホントに夢見心地で寝てたかもね(笑)

道の駅 宇陀路室生にたどり着く

とりあえずの目的地は、道の駅宇陀路室生で、スタートから24時間を経てやっと到着。

風呂に入った後、道の駅の近くで給油して夕飯も買い出しすればと軽い気持ちでやってきたら、近所は真っ暗(泣)
それでも、奇跡的に近くにあったガソリンスタンドで給油はできたので、仕方ないから名張まで戻って買い出しするかと話していたら、スタンドの人がこの先にコンビニがあって、そうあと10分も走れば・・・。それはラッキーと走り出したら、一行に明るい店舗は現れず、しかも何回も坂を上って下りてを繰り返し、このままだと泊地を替えて先に進んだ方がと諦めた頃にコンビニ発見。いろんな所にはそれぞれの常識があってだなと再認識。

山から抜け出たら後は下るだけ

上ったり下ったりを繰り返して、山道を進むのだけど、奈良県に入ってからは、宇陀もそうだけど、吉野とか高野とかなんとなく聞いた地名が現れては消え現れては消えで、せっかくここまで来たのにと何となく惜しい感じもするけど、それは気のせいだと後ろ髪引かれつつ進むのだ。

しかし、雨も降って来たよ。でも多少の雨ならワイパーかけなくても神通力で見通すさ。

和歌山マイクロカーミーティングに凸入

埼玉を出て、28時間、そして700km。
とうとう埼玉アビー軍団はマイクロカーミーティングに凸入だ!

じゃ、ちょっとそこらを流そうか。

大きな橋を渡って行った先は、和歌山マリーナシティ。やっぱり海はいいわ❤️

宴もたけなわで・・・

始めがあれば終わりもある訳で、皆さん仕舞いにかかります。
ちょっと寂しいけどそれは仕方ないね。

名刺がわりにステッカーを交換するというのを聞いて、これは面白いと興味津々であります。今回わざわざ行ったのに全くの手ぶらだった事に現地に行ってから気付いて、情けないやら残念で仕方なかったです。そのわざわざをちゃんと形で残したかったな〜。
それでも関西の皆さん、ギャラリー含めて、いきなり飛び込んで来た我々を大変歓待してくれました。もちろん埼玉の黒幕からあらかじめ「ひとつよろしく」が飛んでいた事は想像に難くないですが、それでも本当にありがとうございました。

さて、会場を出てその後でちょっとお邪魔させていただいたのが、kaorububuさんが運営されているマイクロカーミュージアム WAZUKA。貴重なマイクロカーを見せて頂き、驚いたりため息ついたり。しかし、これは素晴らしい。お宝カーはもちろんだけど、その情熱だったり取り組み方が素敵だね。

じゃ、帰りますか

とりあえず今晩のねぐらを、四日市の24時間スーパー銭湯として、再び紀伊半島横断を開始。

しかし、暗くなる中、あのさらに深みをます山ん中に入って行くのはちょっとビビりますね。
今更なんだよと怒られるかもしれないけど、心細い道をぶっ飛ばす(自分比)のは緊張するのよ。
その緊張を和らげるのに、栄養補給は必然です。途中のコンビニで見つけたサンミー、ケンミンショーで見たから興味あったけど実際に食べたらしみじみと美味い。元気でました。
それから、今回の全体を通してお口の恋人は各種グミ。これまでグミなんて食べる習慣なかったけど、刺激的なのをグニグニ噛んでると緊張も和らぐ・・・感じがする。

やっと着いたよ 四日市温泉

四日市のおふろcafe湯守座についたのはちょうど日が変わった頃でありました。
あ〜、やっと体伸ばして寝られるよ。

コロナ以降、各地のスーパー銭湯は24時間営業を控えるようになって選択肢が少なくなったのは残念。だけど、こちらは新しくて綺麗で良かったよ。ミニカー遠征時にはぜひご利用くだされ。

さあ、今度は本当に帰ろう

新しい朝が来たので、気持ちも新たに頑張って埼玉を目指しましょう。

そして最後のラストスパート

しかし、静岡県は広いというか長い。「走っても走っても静岡県」って感じ。これは仙台遠征した時の福島県以上か(笑)

当初の作戦では、富士市の温泉施設で閉店までまったり休んでから峠越えをして帰る予定だったけど、道が混んで時間がかかったので、西焼津の笑福の湯に作戦変更。時間が巻いてたのでまったりはできなかったけど、それでもちょっとは気分転換できた・・・かな。
箱根は、1号で上って峠からは旧道を下ったけど、なんだか良くわからなかった。そのわからなかった感は小田原を過ぎて、自宅に戻るまで続く。

ところで・・・
緊張が続いてしかも疲れてくると、狭い車内に誰かがしゃべっている声が聞こえたりするのです。ラジオは付いてないしiPhoneは別にしゃべってない。そして、ウインドウから見える景色の中、例えば四つ角だったり隣の車線にちらりと人が見えたような感じがあって急ブレーキかけたりして、頭の中はあれ?あれ?あれ?ってなります。ちょっと怖え〜。

無事帰着

朝6時に帰着しました。夢見心地だったりモーローとしていてもなんとか戻ってくるのは帰巣本能かもしれません。

しかし、いつもの事ながら良くもまあ俺を和歌山までつれてってくれたもんだとちょっとジワっときます。t.ABBEYよ今度もありがとね〜

帰宅後に・・・

この道中、何度も悩んだ、「この道は走っていいのか?」について調べました。

結果的に、高速道路や自動車専用道路以外は走って良さそうでした。
大きなバイパスでもそこまで自動車専用道路は無さそうね。


小型自動二輪(125cc 以下)車両の誘導について 静岡国道事務所

この度のお供は ・・・ POWERED BY Apple iPhone SE3[RED]

と、ちょっとだけ

  この旅のお供は・・・ POWERED BY SONY DSC-RX0

2025和歌山マイクロカーミーティングへ” に対して10件のコメントがあります。

  1. 六浦っ子 より:

    すげ〜ですね。700㌔ 28時間でありますか!前頭三枚目とはいえ、おそろしい強行軍ですね。あのちっちゃこい乗り物で箱根を越えたんですか? 普通のクルマでも怖かったりしますよね。大名行列も仕方なしでしょう。とても真似はできませんが、お疲れさまでありました。

    1. taboom より:

      六浦っ子さん おはようございます。

      ありがとうございます。
      同じ感想を先方のイベント参加者も持たれたようで、驚いたというより呆れたような感じだったかな(笑)
      走ってる時はもうやめたいと思いながらでしたけど、終わってしまえばそんな事も忘れて次は何処に行こうかと考えていたりします。
      道が繋がっていれば自転車で行けるように、ミニカーでも行けるのです。輪行して逃げ帰る事はできないから根性決めて行く必要はありますが(笑)

  2. ぶとぼそ より:

    こんにちは。
    学生時代のノリ的な行動力が良いですね♪
    旧車乗りの人達とは対極のようなクルマ遊び、実に楽しそうです。
    アビーの師匠さん、少し前のクルマ雑誌で取り上げられていましたね。

    国道23号、危険すぎます!! あそこはトラックバイパスのような道ですから、回避して正解だったと思いますよ。

    1. taboom より:

      ぶとぼそさん こんばんは。

      今の学生さんがそんな事するのかというと疑問ですが、昔の学生時代のノリそのものです。行っちゃえ行っちゃえですね。
      イベントに参加する上で見てくれは良い方が良いのは重々承知してますが、そこら辺りに情熱費やすのは性に合わないというか、乗り物だったら行けるかどうか試したい(笑)
      そこらには、サイクルツーリストとしての気持ちが残っているようです。

      23号は危険でしたが、戻りはあそこをぶっ飛ばして名古屋を抜けました。おかげで時間を短縮する事が出来ました。寿命も縮まりましたが(笑)

  3. アルプス親父 より:

    ご無沙汰しています
    相変わらずチャレンジャーですね。
    単身時代に大阪から高速でノンストップでも5時間半は掛かるのに原チャで箱根は超えたくないなあと。でも病好好魑魅魍魎の世界は関係ないか😁

    1. taboom より:

      アルプス親父さん こんばんは。

      チャレンジャーと言えば、確かにそうかもしれないし、そう言われるとどのような意味かは別として嬉しいのは事実です。
      まあ、人生すべからくチャレンジですし(笑)
      箱根越えは夜中がオススメです。それでも何台か先に行ってもらいましたが、落ち着いて越す事ができます。
      しかし、こんな坂を走って登るんだから箱根の5区のランナーはすげーなと再認識しました。テレビで応援するにしても、もうちょっと根性見せろよなんてちょっと言えません。

  4. yasuoti より:

    衝撃の行程でした。
    若者でも考えちゃうような強行軍でしたね。
    いやぁ、読みごたえがありました!

    とにもかくにもご無事のご帰還!お疲れ様でした。

    1. taboom より:

      yasuotiさん こんばんは。

      ありがとうございます。無事なんとか。
      若者かぁ・・・、自分が若かったらやるかどうかはちょっと解らないですね〜。
      もう先が少しづつ見え始めちゃったから、逆に出来たというかやったって感じです(笑)
      自分でも馬鹿馬鹿しいとは思いますけどね。でも、ちょっと満足感あります。

  5. TAKOぼん より:

    こんにちは
    久しぶりに覗いたら えらいことしてまっせ!
    アビー じゃなかった タビー 凄いな~ 中の人は もっとすごいな~
    軽自動車ですら その距離を走るのは嫌なのに・・・ 

    モルモットの毛皮を被った ハムスター ッテ感じで 
    何度見ても モルカー にしかみえません 
    かわいいけど・・・母船から離れた 小型宇宙船が 大宇宙へと 旅立って行くような 心細さが ひしひしと 伝わってきます。
    好きでやってんなら いいんだけれど!
    外野が騒ぐほど ひ弱ではないのでしょうね! ちゃんと800kmも走って帰って来たのだから! でもやっぱり 凄いな 親父たちのパワーに エールを送りたいです!
    次は 日本縦断だ~~!

    1. taboom より:

      TAKOぼんさん おばんです。

      ご無沙汰しておりますが、相変わらずな事やってます(笑)
      今年は仙台遠征したからもういいかと思っていたのですが、一気にステップアップのチャンス? 試練? がやってきました。
      今は無事終わったから、あ〜楽しかったねで済みますが、走ってる最中は、目が三角になっていたと思います。
      走ってる間は当然キンチョーしました。途中でぶっ壊れるかもと有る意味あきらめの境地もありましたが、なんとなくいつも通りに戻ってきました。
      現地に到着した際、関西方面の同好の士の人々の、こいつらアホかという視線がとても気持ちよかったです。
      次回は大阪の本陣に切り込みたいと思います。それまで待っててね〜。

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