【アタック】日本国道最高地点

「国道の最高地点って行った事ありますか?」
ドクターKさんから聞かれたので、「それは草津温泉の先の渋峠でしょう」と答えました。
「パジャマさんから渋峠が最高地点と聞いたけど、行った事がないので行きませんか?」
「おおっ!それは面白そうですね!」と応えたら、じゃ今度の土曜日に行きましょう、もちろん日帰りで。まっ、マジっすか・・・。
日本国道最高地点は、日本全国の中で、標高が一番高い所に位置する国道292号線「志賀草津高原ルート」の最高地点であります。標高は、2,172メートル!石碑は群馬県六合(くに)村にある渋峠付近にあります。渋峠は、群馬県吾妻郡中之条町と長野県下高井郡山ノ内町の間にある峠です。まっ、自転車乗ってる連中ならそんな事は知ってる事だし、当然ながら行った事もあるでしょう。が、私は行った事がありません。あるのは知ってたけど。
ちなみに、第2位は国道299号の麦草峠(2127メートル)、第3位は国道120号の金精峠(1843メートル)、こちらについては、それぞれサイドバッグつけた自転車で行きました。えっへん。
エキサイティングな一夜が明けた日曜日の朝、目覚めて玄関前に置いてあるt.ABBEYを改めて見るに、こんな小さいのでよくぞあんなところまで行ってきたなぁとしみじみすると、グッと来てウルウルしてしまいました。しかしねぇ、ちょっと考えてみただけでも解るけどt.ABBEYを手に入れてから、まだ1ヶ月しか経っていないのですよ。走った距離もドクターKさんやパジャマさんのお宅、川島町のミニカーミーティングへ行ったぐらいで、あとは近所をブンブンとせいぜい500km程度しか走っていません。ちょっとした坂やアンダーパス、例えば大きめな川を橋を渡るためのアプローチやアンダーパスの登り返しでスピードが出なくなることにビビったりしていて、これからどのように調整すれば安心して楽しむ事が出来るのかドクターKさんに相談しようと考えていた矢先のご提案であります。
そんなこんなの心配事をドクターKさんに話したら、私が一緒に行くから大丈夫ですよと心強い(軽い?)お言葉。ホントかよと思う気持ちが半分、それでもまあなんとかなるんじゃねという気持ちが半分。だったら、行くっきゃないか〜。Leap befor you look(見る前に跳べ)だもんなぁ。
そして、小さなt.ABBEYに大きな体と同じくらいの心配事を詰め込んで、静まり返った夜の世界にアクセルを踏み込んだのでありました。
走ったルートはこんな感じ。片道だけどね。
こちらの方が見やすいかな。
概ねの時間経過は以下の通り。
川越駅に1:00に集合して、スタート。
高崎市街を4:00過ぎに通過。
榛名山の麓の406号を走って須賀尾峠に6:00に到着。
草津温泉には7:30過ぎに到着。湯畑など散策してからアタック開始。
途中、草津スキー場の広場でt.ABBEYの修理をして、再スタートは9:30過ぎ。
改めて白根山アタックを開始して、10:00過ぎに日本国道最高地点に到着。
しばらく、記念撮影などしてから、Uターンして、来た道をそのまま帰る。
スタートした川越駅には、19:00頃到着して解散。
自宅に帰着したのは20:00頃。おつかれさま〜。
高崎市街でガソリン給油。
これから、山の中に入るので、出来るだけガソリン入れとかなきゃね。

406号を走って、須賀尾峠を超えました。ここの上りも結構大変だった・・・


途中でこんなの発見! 旧太子駅によってきましょう。
Wikiを見ると、ここから積み込んだ鉱石が京浜地区の工場まで運ばれていた模様。



そして、なんとかかんとか草津温泉にたどり着きました。
草津温泉なんてスキーやってた頃に来ただけだからホント久しぶり。

湯畑の細い道をぐるりと一周して、温泉客に愛想を振りまいたのはいいけれど、湯畑の周りの坂道は短くてしかも激しく急。ドクターのGTSporstsは坂でもなんでも軽々と上って先行っちゃうのに、どんくさいt.ABBEYは坂の途中で止まっちゃった(泣)ひぇ〜どうしようと焦りまくっていたら、ドクターがアビーから降りて後ろを押し上げてくれました。ホントありがたかったっす。
そして、ほっとしたのもつかの間、温泉街から抜け出すのにまた激しい坂で同じように糞づまってしまいました。
坂に対してエンジン回ってないなとのドクターの診断により、急遽スキー場脇の広場で、t.ABBEYのドライブ系の解体を始める事になりました。え”〜、マジか〜。
適当なパーツがなかったので、ドクターのGTSportsから取り出しての移植となりました。



ウエイトローラーを交換した結果、登る登る、進む進む。これなら頂上を目指せるわ。
上州の山々を見下ろす展望台まで上って来て気持ちはとても高揚しております。
まるでエイトマンのように胸を張ってます。 ♫叫べ 胸を張れ 鋼鉄の胸を♫
(乗り手じゃなくて、t.ABBEYが頑張ったのにね)



そして、とうとう日本国道最高地点にたどり着きました。標高2172mです。



ドクターと駐車場で知り合ったカップルが、我々の後ろについて動画を撮ってくれました。野田からこられたスバル乗りのカップル様、ありがとうございました。
t.ABBEYが先行して走ってますが、ドクターのGTSportsに煽られてるように見えますね。
草津温泉の麓まで戻ってきました。
ゲレンデのレストハウスでお昼(?)を食べました。界隈は紅葉してました。



その後は、再び湯畑にチャレンジ。
ドクターがどうしても湯畑の脇でお土産買うんだという事です。湯畑というとあのイヤーな坂があるルートを通らなきゃなりません。
オレンジ色のルートを通ります。一方通行の細い道。赤い線の2箇所の部分が激坂で、朝は立ち往生してしまいました。

2回目のチャレンジですが、朝に比べて桁違いの人出です。
一段とギャラリーは増えて嫌が応にも注目は集まります。ゲ〜。しかし、ウエイトローラーを交換した効果で、2回目はなんなくクリア。押し上げてもらわなくても上れたよ。良かった〜。
さあ、お土産も買ったし、一目散に帰りましょう。
これは須賀尾峠に向けての上り道。写ってない左手には八ッ場ダムと周辺の集落が見えます。

須賀尾峠の上り道の途中でガス欠も経験。
アクセル踏んでるのに、エンジンが2〜3度息つきしてからプスンと止まりました。あ〜、ガス欠の時はこうやって止まるのね。
持参していた予備燃料でとりあえず補給して、高崎までは頑張って走ろ〜。
忠治地蔵(国定忠治刑死場跡)で一旦休憩。
朝方はここを通ったけど、真っ暗で怖かったっす。ドクターに折角だから見ろ見ろと言われたけど、それは明るくなってからと尻込みしてました。
Wiki → 国貞忠治

その後は、転げるように山を降りて、高崎から先は街中をぶっ飛ばして帰りました。
途中、美里町でドクターのアビー仲間のお宅に寄ってご挨拶。突然訪ねても歓待されるのはドクターの人望によるものでしょう。
自宅に戻ったのは20時過ぎだったので、概ね20時間にわたる長旅でした。
小さなトラブルはありましたが、それ以上に経験を積む事が出来ました。そして、大勢に影響なく無事に戻ってこれたのは、ひとえにドクターKさんのサポートがあったからです。人類にとっては小さな一歩だったかもしれませんが、私にとってはとても大きな一歩となりました。ドクターKさん、エキサイティングな1日を有難うございました。ぜひまた何処かに行きましょう。
ちょっと余韻に浸ってから・・・ね。
この度のお供は ・・・ POWERED BY Apple iPhone SE3[RED]


おはようございます。
新しいおもちゃ?を手に入れましたね。とっても面白そうです。
taboomさんのことですから自転車のほうがおろそかになるとは思いませんが、
あちらもこちらも遊ぶのにますますお忙しくなりそうですね。
土曜日の未明、私は川俣檜枝岐林道の馬坂峠を越えるために車で移動中でしたが、
小川町のあたりで、時間はややずれますがtaboomさんたちとニアミスのようでした。
馬坂峠、ひどく荒れた峠道で、あれはダートやグラベルなんていえるしろものではなく、
ゴロタ石の道だ・・・なんてぼやきながら必死に下ってきました。
shiokameさん おはようございます。
新しいおもちゃは大変面白いです。
面白いというのは、楽チンとか快適とか便利とかとは無縁ですが、わくわくします。
そしてそんなわくわくするものを旅のお伴にするというのはなかなかエキサイティングです。
エキサイティングといえば、バースト歴のあるタイヤで、そんなゴロタ石の河原を走られたというのは素晴らしいです。
乗り継ぎ電車を一本送らせてまでとは十分楽しめた事でしょう。あっ、これは言っちゃいけなかった奴か(笑)
追伸
乗り継ぎ電車を遅らせたのは1本ではなく2本でした。
おかげで帰宅は24時になってしまいましたが・・・
shiokameさん こんにちは。
1本ならず2本まで遅らせるほど楽しんだとは(笑)
ぜひ、貴重な紀行を世の中に発表してください。奥田さんのように、サイクルフィールドなんかどうですか?
こんにちは
とっとこアビー号 健気に登っていく姿が 目に浮かびます!
愛おしいな~
エンジン音は 凄いのでしょうけれど・・・
とりあえず無事の帰還 めでたしめでたし
TAKOぼんさん こんにちは
「とっとこ」というのは言い得て妙です。そんな感じで走ってきました。
エンジン音も凄かったですが、それ以上に心臓バクバクの音が響いて気になりませんでした(笑)
上りはとっとこですが、下りは逆にビンビンです(笑)
峠路も絵になるABBEYですね。
ウエイトローラーというものを初めて知りましたが、これで走りをチューニングできてしまう訳ですか。
大変面白いのですが、その後、ドクターK氏の車輌はどうなったのでしょう。
また、登ったはよくても、下りは怖かったりしないのでしょうか。
1時集合・20時帰着という時間がまた・・・(笑)
ほぼ丸々一日かけての往復400km・標高2,000m超の波乱の旅は、自転車にも通じる達成感がありそうですね。
登ってみた、行ってみた、潜ってみたとか、是非シリーズ化を期待しております。
4Catsさん こんにちは
峠路を楽しんできました。(半分泣いてたけど)
自転車での上りだったら、最後の最後は、「押し」という逃げ道がありますが、t.ABBEYだと逃げ道がありません(泣)
動いてよ動いてよ! ってシートで前後にウゴウゴするくらいです。
しかし、ドクターのGTSportsは、上りでも普通の車と同じように上って行くんです。
もちろん年季が違うんですが、色々とチューニングの結果なんでしょう。
ウエイトローラーについては、レストアの修行時に知ったのですが、スクーターの無段階のドライブ系のパラメーターの一つらしいです。
これを変える事で加速に振るか最高速に振るかが変わるそうです。なかなか深いですね。
具体的にはプーリーの中に6個のウエイトローラーが入っているので、そのうちの3個をはずして、私のt.ABBEYに入れて、私のから外した3個を暫定的にドクターのに入れました。実際に走ってみてバランス崩れたとか言ってましたが、それでもパワフルGTSportsでした。
下りですが、タイヤが小さいので、アスファルトのうねりや、道路のつなぎ目にガーンと当たると、車線半分吹っ飛びます。リアルマリオカートです(笑)
だから20時間のドライブも緊張を強いられていたので全く眠くなりませんでした。
こんばんは
いきなり
すごいところに
行きましたね(汗)
大人のオモチャですね。
メカニック同伴だと
怖いものナシですね。
道中でのバラし改造にはビビります。
oryzasativaさん おはようございます
そうでしょう、そう思うでしょう、私もそう思います(笑)
いきなりですが、これで一歩踏み出せたので、ある程度はいけるじゃんと変な自身が・・・ね。
林道の途中でディレイラーがぶっ飛んだくらいの衝撃でしたが、師匠は、じゃやろっかという程度。
日常茶飯事だと言われてました。そんな師匠は100人力でした。
こんにちは。
よくあそこまで走りましたね!! ある意味原付スクーターよりも荒業だったことでしょう。
トラブルをその場で応急処置してしまうとは。
ガス欠も合わせて、そんなトラブルが良き思い出になったりしますよね(笑)。
渋峠、昔は国道でなかったので麦草が一番高かったんですけどね。
旧太子駅って行ったことがないのです。いつか出向かねば!!
ぶとぼそさん こんにちは。
原付スクーターでそこまで走った事はなかったので比較のしようはありませんが、箱の中におさまっている感じがあるので、ある意味狭いとこ好きな私にとって安心かもしれません(笑)
それより、前準備無しにいきなり行ってしまったのはどうかと思いましたが、事前にどれだけ、何を準備すれば良いかはわかっておらず、その準備さえやらない言い訳のような気がしてきたので、えーいやっちゃえという感じでした。途中での応急処置も後から考えると良い経験です。無事済んだという事が前提ですけど(笑)
渋峠は昔は国道じゃなかったんですね。いつからなったかは知りませんが、そう行った意味でも今回行っといて良かったと思います。