熱くなると冷めるもの
SOTOのST-310というガスコンロを使っています。
このガスコンロには、いわゆるCB缶(カセットボンベ缶)を利用することができます。CB缶はコストメリットがあるという事に加えて、手に入れやすいというメリットもあります。コンビニでも売ってますよね。エクストリームな環境ではOD缶(アウトドア缶)を使うのが吉だと考えますが、私なんかの活動範囲ではCB缶で全く問題無いと思ってました。・・・ましたと言うのは、先日の初日の出の時にちょっと何だよなという事態に遭遇したのです。
当たり前といえば当たり前、しかし今まであまり意識することが無かった事です。
初日の出後に狭山湖堤防から比良の丘に移動してモーニングタイムを楽しんだのですが日の出直後なので、一般的にはまだ早い朝の時間です。当たり前だけど寒い時間であります。ガスコンロとコッフェルをセットしてお湯を沸かそうとしたのですが、良い調子でお湯が沸きつつ、あるタイミングでいきなり火力が弱くなりました。ん?ん?なんだ?なんだ? それはドロップダウン現象と呼ばれる現象で、ガスの気化熱によって缶の温度が下がり、ガスが気化できなくなってしまうという負のスパイラルであります(泣) 実際にCB缶を触ってみるとゾッとするような冷たさ、こりゃ気化しなくなるよな〜。なるほど、だからパワーブースターとかが必要なのか。パワーブースターとは簡単に言えば、炎で金属の棒を炙ってその棒の熱をCB缶に伝えて缶自体を温める仕組みです。缶自体を火で炙るとエライ事になるので、棒を経由するという事ですね。比良の丘でパスハンターさんにそれを見せてもらいました。早速帰宅してからAmazonで探してみると、なんと結構な値段がするじゃないですか。と言っても2000円ちょっとですけどね。でも、かっこはともかくちょっと考えれば自分で作れそうだなと。それだったらちょっと検討してみましょう。
ということで、パワーブースターを自作する作戦を検討することになりましたが、それは今後に置いといて(問題先送りとも言うかな)もう一つの問題へ対処することとしました。比良の丘は太陽の陽射しで随分暖かになりましたが、風が吹いてます。だからむき出しのバーナーは風の影響をかなり受けてます。風ない時の事しか考えなかったので風防を装備するところまで頭が回りませんでした。バカですね(笑) 板状の折りたたみの風防は自前で持っていますが、帰宅してググってみるとST-310専用の風防があることがわかりました。そしてそれがST-310の特異な形状にぴったり合うデザインで、それを見た私はイチコロであります。ほっ、欲しい! と言うことで、早速Amazonで取り寄せました。冒頭の画像がそれを装着した図であります。五徳を兼ねる足にハメ込む風防ですが、バットマンの意匠みたいでカッコ良いでしょう!あまりのカッコの良さに色を落としてみました(笑)これで多少の風が吹いても大丈夫でしょう。近々外で試してみましょう。
ST-310のこのメカメカしいカッコが気に入ってます。
そして、こちらはまた別の対策であります。
バットマンの風防を外していますが、バーナー部にカバーがかかっていることにお気づきでしょうか。
このカバーは、こちらの「かわいい抜型」を使ってます。本来はお菓子作りなどに使うものですね。これが、ST-310のバーナーの皿部のサイズとぴったりであります。凄い凄すぎる! 一般的にはセルクルリングって呼ばれるものと同じかな。
バーナー部をカバーすることで、風が直接当たらなくなります。ステンレスだから火で炙っても大丈夫。
しかし、真っ赤っかになってるけど大丈夫か?
一回焼いちゃうとほらこの通り、ちょっとハクが付いたでしょ(笑)
リングを改めて外してみた図はこうなります。というか最初はこうでした。
このバーナーの皿にも収まるし、五徳の足の高さにも絶妙な感じで収まります。
これと、バットマンを使えばきっと風防は大丈夫・・・なはず(笑)
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私の場合 買う事は頭に無く もっぱら自作又は流用です
風防は靴の箱を使っています 畳むとフロントバッグの側面に入ります 鍋も覆うので効果絶大 引火の危険があるのが難点w(今のところ無し)
ブースターは銅板と太めの銅線を半田付けしています おでん屋台で長時間の使用時 過熱で半田が溶けて安全装置の役目を果たしました
パジャマ雄三さん おはようございます。
専用品というのは収まりもいいし機能的にも問題ないでしょうけど、それじゃ満足できないというバイタリティにはいつも感心してます。
「そのものが欲しい」じゃなくて、自分だったらこうやって解決するという気持ちでしょうね。靴の箱だったら、売るほどあるでしょう(笑)から使えますね。出先で邪魔になったら捨ててきても惜しくないか。ブースターは銅板で行くかアルミではどうかとか考えてます。これはちょっとしばらくの宿題とします。半田付けだといざと言った時に安全装置になるという点も見逃せないですね。さすが!
カメラレンズヒーターを使うってのもありましたよ
https://minkara.carview.co.jp/userid/359377/blog/41166169/
ホッカイロを直接当てず 20℃程に保つカバーを工夫して作って上から被せるとかダメかなぁ
寒いとき一石二鳥だし
あじこぼさん おはようございます。
ああっ、なるほどカメラレンズヒーターという手もありますね。しかしそこにエネルギー源があるのでそれを使わない手は無いかなと思うのです。
ホッカイロですが、あの冷たさだとホッカイロは100%のパフォーマンス出せないでしょうからちょうど良い塩梅の温度をキープしてくれるんじゃないかと思います。使えそうですね。しかしホッカイロを準備するのも面倒だな〜(笑)
今一番私的にキテルのは、ハブダイナモの考え方なんですよ。
A.自転車漕ぐのは好きだから良い。
B.自転車漕ぐとハブは勝手に回る
C.だったらハブダイナモにすれば勝手にライトつくじゃん!
あることすれば副次的に何かが出来ちゃうという・・・お得感が好きなだけかも(笑)
そのtypeのコンロの最大欠点は、風の有る日ウインドシールドが使いにくい又はウインドシールドが大きくなりすぎるのでもし使えたとしてもコックが火を止めるとき使いにくいと思います。パワーブースターももう30年前から有るので自分のIwatani1型も30年以上使って居るので完全に元は取ってます。ガスもホームセンターで買えるので専門店に行かなくても手に入れる事は可能です。火力は3200カロリーですが当時最強です。
パスハンターさん おはようございます。
しかし、あのパワーブースターは効果ありそうでうすね。今までは緩い環境でしか使ってなかったのでこれからはマジメに取り組みます(笑) あのフーボーはコックの位置とは別の面に止めればON/OFFには影響ないでしょうけど、風の方向でコンロを変えなきゃならんという問題がありますが、それは大したことじゃないです。しかし、あのリングがお皿にピッタリはまったのは嬉しい以上に驚きでした。
Iwataniのガスカートリッジは夏用と寒冷地用が有って気化しにくい冬場は寒冷地用が良いと思います。rikoパパの中華製ガスコンロは日本のPL法の保険が適合外なので爆発したら危険だと思います。以前ニューサイの記事で極寒のテントキャンピングでテントで爆発してるのを見ましたが使い方を誤ると危ないです。
パスハンターさん おはようございます。
私は岩谷のミニ缶を使っているのでその携帯性は捨てがたいです。でも、冬に使うなら寒冷地仕様を使うのもありでしょうね。岩谷の寒冷地仕様を使うとすれば、よく考えるとコンロとメーカー違うからそもそも保証されなくなりますね。OD
缶用のコンロといえば、私もrikoパパさん同様に大陸製の物を使ってますが、特に問題無く使えてます。問題なく使えるという事と安心して使える事では観点が違うんでしょうけど、それでもソロで使う分であればオウンリスクで良いかなと思ってます(笑)
私なんかは白黒の最初の写真がやけにかっこいいなと思いました。
ライティングもばっちりで、taboomさんの意図に完全にはまった口でしょうか。(笑)
眞さん おはようございます。
ちゃんと見て(ひっかかって?)くれて有難うございます。
後ろのカラーはiPhoneで撮ってますが、前の2枚はちゃんとしたカメラで撮りました。
私も自分で撮ってみて、おおっ、これは!と思ったので、この記事を書いたくらいです(笑)
おはようございます。
CB缶は基本家庭用ということなんですね。
私も、自分の中華製安価バーナーの風防を考えたいと思います。
ちらっと写っている「しるこサンド」が気になって調べたら、昔からあるんですね。
こちらも初めて知りました(笑)。
rikoパパさん おはようございます。
CB缶は、外気温がおおよそ10℃程度が目安だそうです。CB缶でも安缶はブタンを使ってますし、ちょっと高いやつだとイソブタンやプロパンが入ってるから性能は良さそうですが、まあ概ね家庭用でしょうね。
この前、ロー付用に買ったバーナーのボンベにはプロパンが入ってましたが、値段の違いはガスの種類だと今回知りました(笑)
しるこサンドですが、以前名古屋に出張に行ってた頃はお土産で買ってくる事があったのですが、近所のスーパーで久しぶりに見つけて買って以来、お気に入りです(笑)
寒いとお湯沸きませんよねー 冬場はピークワンみたいなガソリンコンロがホントは良いんでしょう。と言いつつも手持ちのモノを使うとなると工夫が必要!風避けは冬場に限らず必需品かと。かわいい抜型は良いものを見つけましたね。あたしはEPIのガスコンロを偶に使ってますが、CB缶→OD缶にガス移してます。なんちゃってなんで冬場は弱いかも(^^;;
六浦っ子さん おはようございます。
CB缶→OD缶は以前はやってましたが、ちょっと前はコンロ使う事も少なかったしやってませんでした。
通常の環境であればブタンで平気なんですから問題ないでしょうけど、寒くなっちゃうとね〜、
ちょっと何とかしなきゃになるんでしょうね。今年はコンロ回帰ということで色々とチャレンジしてみます。
もちろんガソリンも機会があったら出しますよ。音が好きなもんで(笑)
私は十数年前、災害時用にイワタニのCB-JRB-Nを買いました。
ケースがオレンジ色の物。
当時は東京へ単身赴任中、ライフラインが止まるような災害が発生に備えました。
長期出張の時も持参していました。
東日本大震災の時も北海道の出張で持参していましたが、北海道は、電話が繋がらなくなったくらいで使用する事に至りませんでした。
使用回数は、動作確認に10回くらいコーヒーのお湯を沸かしたくらいです。
だほんさん おはようございます。
備えあれば憂いなしと言われますが、実際に備えとかなきゃいざと行った時に困りますからね。だから備えという観点であればCB缶は有効だと思うのです。OD缶を沢山保存しておけばいいじゃんとも言えますが、それもなんだよなという時にこそCB缶の出番でしょう。しかし、お使いになられるコンロのガスはミニ缶だと思いますが、これがまた手に入れにくいという難物。そんなに手に入れにくい事はないはずですが何しろ「カセットコン郎」より高いので私には貴重です(笑)
>動作確認
これ大事です。いざと行った時に火花が飛ばないとかしたらシャレにならないですから、動作確認のために外に出てコーヒー沸かしましょう。
遅ればせながら、今年もよろしくお願いします。
> ST-310
本題からはズレますが、このモデルには自作テーブルをセットするMYOGがあるようで、そそられます。風防は決着したようなので、いかが?(^^)
http://camp-lab.com/?p=28405
a-waterさん おはようございます。
こちらこそ今年もよろしくお願いします。
あーっ! これは面白いですね。オークションでも幾つものこれ用のテーブル(?)、ん、燃焼台(?)が出てました。
組み立て可能で持ち運びに易いなら試してみるのも面白いですね。
しかし、やりかけのいろんな作業があるので、そちらを片付けてからですけど(笑)