あぁ、内間木橋!

ガーン・・・
最後の最後でこれかよという感じ。黄色に黒文字の拒絶感といったら最強ですね。

5月1日に実施した、「北多摩の水辺を走ろうじゃん2021」とほとんど同じコースを5月8日のMCPの月例ランで走りました。5月は私がプランナーだったのですが、プランを考えるのが面倒だったのと試走が間に合わないからと、あれ使っちゃえということで、2週(2周?)連続で走りました。
・・・ということは5月1日が本番前の試走だったという事か・・・(+_+)\バキッ!

「北多摩の水辺を走ろうじゃん」は、ほとんど平地をタラタラと走るコースでありますが、それだけだと締まりがなくなるから、最後にドカーンと厳しいアップセクションを充ててます。まさにラスボス(笑)それが、外環の和光インター脇、側道にあたる部分なんですが、あそこは何度走ってもキツイ。けど、最後にあの坂をギリギリ上ることで、あ〜今日も走ったねとゴール時に充実感も得られるんじゃないかと思ってのプランニングなのであります。だから許してちょ。

8日の月例ランも概ね予定通りに進行し、最後のポイントである妙音沢に到着しました。後はラスボスの外環側道だけです。MCPの集まりは自走や輪行で参加されるメンバーが多く、都内や多摩地域に戻られる人が殆どなので、妙音沢のポイントで流れ解散となりました。ん?ここで解散ってなったら一番家が近いのは自分であります。しかもちょっと走ればすぐそこ。それでもゴールまで行かねばというのはプランナーの責任だからというより、トランポが置いてあるから取りに行かなきゃという方が大きいというよりそれが全て。おい、おい・・・。でもゴールまで戻るメンバーが自分の他に2名いる事がわかったのでカラ元気を出してラスボスに立ち向かおうと腰をあげました。そこで、ふと思いついたのが、ラスボスを回避するルート。かなり昔、子供が小さい頃だから20年くらい前か? 黒目川沿いを伝って新河岸川との合流地点を経て朝霞の水門まで行った事があります。当時は土手の遊歩道なんて上品なものは無くて、右岸左岸を行ったり来たり、一部は河川敷の草地を歩いたり、臭くて暗い橋の下をくぐったりしながら何とかたどり着いたな〜。その時のルートの一部を、ちょっと前に自転車で走る機会があったのですが、今は昔、ちゃんとした遊歩道が出来ていました。それを思い出してこれなら朝霞の水門まで行けるんじゃないかと閃いたのであります。それで他のメンバーにチャレンジして良いかと確認したらやってみようとの事。MCPのメンバーは臨機応変、柔軟に受け入れてくれるから助かります(笑)

予想通りに新河岸川の合流地点までやってくる事が出来てしめしめ(笑)
あとは朝霞水門の手前の「仮設の橋」を渡れば朝霞水門から荒川CRの右岸に出られるぞ!ってその「仮設の橋」に出たところが冒頭の画像であります。20年前、それ以前からあったであろう仮設の橋、これは鉄骨で無造作に作られていたので仮設の橋としましたが、正式には「内間木橋」と呼ばれるものでした。ググってみるとなんと40年の歴史があったそうです。それが通行止め。隣に朝霞大橋が開通したから用無しとなったのでしょうか。そもそも、新しい橋ができたからと行って取って代わる事ができるのか? まあ、そろそろ止めとかないとヤバイ事が起きるかもという潮時なんでしょうか。しかし、一縷の望みを抱いてたどり着いた旅人に対する仕打ち、酷い惨すぎる・・・。ってちょっと大げさ・・・(+_+)\バキッ!
あまりのショックにちょっとどうしたものかわからずに迷走してたら、ググッと幸魂大橋の方に引き寄せられそうになりました。危ない危ない。何のためにここまで回避してきたのか・・・。メンバーのK安さんから、そっちじゃなくて新しく出来た橋を北上して秋ヶ瀬橋を目指そうと提案されて我に戻ったのであります。その後は何とかCRに合流し秋ヶ瀬橋からゴールを目指しました。

真ん中のドカーンという道が、朝霞大橋です。朝霞大橋の左手は新河岸川、さらに左手は新河岸川と合流する黒目川です。黒目川の右岸をやってきました。朝霞大橋の下を左から右手に抜けて、赤いマークがあるT字の橋が、内間木橋です。下側で通せんぼされました。ここを渡って朝霞の水門にトラバースしようというのが最初の作戦でした。ああ口惜しい・・・。

それから2週目となる福岡河岸記念館への訪問ですが、なんと今回は、3階建ての客間に上る事ができました。月に1度の公開日だったようです。私は訪問3回目ですが、偶々だったにしろ来て良かったな〜と思う一瞬であります。3階から見る景色は黄砂の影響でぼんやりした遠景でしたが、晴れ渡っていればスカイツリーや筑波山、そして富士山も見えるそうです。寒くなる季節がいいかもね。またその頃懲りずに再訪したいものです。ちなみに公開日はFacebookで案内してるようですよ。
ふじみ野市立福岡河岸記念館

2周目のコースはこんな感じです。
見る人が見れば前回とは違う事がわかると思います(笑)

2周目は、RINDOW号を出しました。久しぶりに乗ったのであちこち、きしむ軋む(笑)

メンバーのブランニューを見つけて取り囲むおじさんの図。
これはどの集まりでも同じ光景ですな(笑)

荒川、右岸。南畑排水機場に向かう道。たかだか1週間で、土手の草が刈り取られてました。

福岡河岸記念館の3階から養老橋を眺む。

前回と同じく、参加者には土手上の砂利道を走っていただきました。

ところで、最近いろんな機会(主としてInstagramだけど(笑))に、舗装路されていない道を「グラベル」と表現されてるのを見ます。わたしゃ古い人間なので、グラベルといえば、ラリーだったり、オフロードの世界で使われるものだと思ってました。PD誌(Play Drive誌)とかで使われてましたよね。「グラベルセクションは底打つのが怖いので抑え気味に走るけど、ターマックなら全開で突っ込む・・・」とかね(笑)そんな頭があるから、土手道や河原とかでグラベルとか聞くと違和感あります。日本には昔から、「地道」という言い得て妙な言葉があるじゃないですか。あと、シングルトラックってのも「山道」で良いじゃん(笑)

妙音沢で一休みした後、メンバー各位は各地に散らばって行きました。ちょっとさみしいね。

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あぁ、内間木橋!” に対して12件のコメントがあります。

  1. より:

    先週調べものでHP見たら三階建ての公開日を知りました。家内を連れて車で行ってみようかと思っていましたが、当日はすっかり忘れていました。爆
    ところであそこは昔の三階建てなので、大人数で上がって大地震でも来たらチョット危ないんじゃないかと思いますが、人数制限していましたか?

    1. taboom より:

      眞さん おはようございます。

      公開日は3階部分への入場制限はありました。
      階段が狭くて一方通行というのもあるしコロナの関係かなとも思いましたが、そう言った理由もあるんですね。

  2. 六浦っ子 より:

    >見る人が見れば前回とは違う事が・・・
    すいませ〜ん!全くわかりません(・・;) みたことある写真が出てるので、かろうじて同じルートか?と認識できますが、おんなじ様に見えます。福田屋さんの3階はあたしも行ってみたかったですね。当時の3階建ては今でいうタワマン的な存在でしょうか?何れにしてもシンボリックだったんでしょうね。土曜日は大陸から黄砂襲来とのコトだったんで、オフィスでずーっと仕事してました。昨日はあじこぼさんとポタリング!昨日も黄砂の影響あったみたいですね。地道&山道!あたしも好きな言葉です(^^)

    1. taboom より:

      六浦っ子さん おはようございます。

      コースは概ね一緒です。一部、通行止めを回避した部分を見直しました。走ってる途中で「あっ、そうだ!」って気がついたので、初見の道をしれっと走りました(笑)
      それから、びん沼川を今回は左岸を行きました。桜の樹の下を抜けるので花見の頃は素晴らしく綺麗ですが、釣り人の駐車が激しくてちょっと走りづらいところもありました。
      福田屋さんの3階は良かったです。階段が狭いので人数制限があってちょっと待ちましたけど、待った甲斐はあったと思います。天気の心配はなかった分、今回は気分も楽でしたが、最後はガーンとしました(笑)

  3. INTER8 より:

    こんにちは。
    言葉の違和感は最近は得に多くなりました。グラベルは僕も未だに馴染めません。ダートが好き。シングルトラックはダブルトラック(車の日本の轍)と対比する場合には適切だと思いました。〇〇バイクは… 慣れました (^^;
    カタカナ英語はグローバルになった証拠なんだと思っています。Instagramなどで英語を日本語訳してくれますが、その逆で日本語を英語にする人も多いはずです。その時にツーリング車が Touring car になってしまいますからね。その文章が自転車のことを書いているというAI的な判断まではしてくれないでしょうから。井の中の蛙にならないように、というのはメディアに関係する人は心しているのでしょう。でも、改めて漢字で書くというのもアリかもしれませんね。旅自転車とか。
    地図で富士見市を見ると何故かドキドキします。

    1. taboom より:

      INTER8さん おはようございます。

      やっぱりそうですか。安心しました。グラベルと聞くと、砂利石をバリバリ跳ね飛ばしながらコーナーリングするラリーカーをイメージするので、「河川敷の草っ原を行くグラベルロード」とか聞くと、違和感感じてました。でも世の中がグローバル化されてる流れからなんでしょうね。そう考えると、私らが若い時代にそれまでとは違った言葉を入れてたかもしれません。時代はまわるよという感じですね。
      でも、バイクは、ね〜、2輪車だからというものでしょうけど、バイク名乗るなら、CRに入っちゃダメよと看板に書かれているところもあるので、ちゃんと守れよと思います。狭量なジジイのたわごとですが(笑)

      >地図で富士見市・・・
      ん、この気持ち、ちょっと良くわかりません。まだまだ修行が足りないです〜。

  4. shiokame より:

    8日はお世話になりました。最後にパンクまでして・・・ごやっかいかけました。びん沼川、新河岸川沿いの桜並木が立派でした。花の季節に走りたいものですが、釣り人の車がお邪魔ですね。人も多いでしょうし。荒川はこの3年の間に2回ほど走っていますが、60年前と比べると堤防が立派になっているのは驚きです。当時は幅の狭いちゃっちいしろもので、よく台風時の大水に耐えていたものです。三日月湖のような池(暴れ川)が当時の雰囲気を残しています。
    あの近辺では、三富(上富・中富・下富)の畑作地帯がよかったですね。
    グラベルという言葉、3年ほど前に初めて聞き、知らないというのも恥ずかしくて、家に帰って英仏語ができる娘に聞いたら「英語でしょ、砂利道っていうことよ」と馬鹿にされたように教えてくれました。

    1. taboom より:

      shiokameさん おはようございます。

      お疲れ様でした。帰りは眠くなりませんでしたか? 私は眠くて死にそうになりました。
      あのパンクはちょうど良い休憩になりました。他人のパンクを待つのは気分的に楽チンです。当人だったら結構焦りますけどね(笑)
      おーっ!三富新田もご存知でしたか。あそこは以前からちょっと温めているプランがあります。バレちゃったか。
      またご一緒しましょう。よろしくお願いします。

  5. oryzasativa より:

    こんばんは

    内間木橋、仮設のようなインチキっぽい橋
    何度か渡りましたが、結構な歴史があるのですね。

    グラベル…よく聞き(読み)ますが
    所詮ガタガタ道
    地道 または ダートではいかんのか?と
    思います。

    1. taboom より:

      oryzasativaさん おはようございます。

      あの、朝霞水門の辺りはCRからシャバに出入りできるところだから、きっとご存知だと思ってました。
      どう考えたって(見たって)インチキ橋でしたよね。でもかえってその佇まいが良い感じだったんですけどね。あ〜、残念!

      所詮、ガタガタ道ですよね。昔はそんなのばっかだったのに、舗装されて便利になったはずです。
      その舗装がされていない場所なんだから、上/下でみれば、どっちかというと下なのにそんなカッコの良い名前で呼ぶなんてちょっと小っ恥ずかしいです(笑)

  6. ぶとぼそ より:

    走って交通の要ですから、それをアテにして渡れなかったら凹みますよね。
    自転車可能な人道橋として残すことは出来なかったんですかね。そこを利用したこともないような物事決める役人さんたちは、何かあった時の責任問題から逃げたいだけに思えますよ。

    シングル・ダブルトラック、グラベル、全く使いません。今は何でもカタカナ表記の流行り文字が一人歩きしているように思いますよ。ただ、自分では使わないけど他人が使っていることへの突っ込み一切しません。最近自転車始めた人との交流が消滅しちゃいますので(苦笑)。

    1. taboom より:

      ぶとぼそさん おはようございます。

      アテにしていたのはこちらの勝手と言われても仕方ないですが、気持ち的にギリギリで到着したのでがっくり感は大きかったです。
      しかし、一人だったら迷走してましたが、誰かと一緒というのはちょっと冷静になれるから助かりました(笑)

      カタカナ表記についてはおっしゃる通りだと思います。時代がそう流れているから仕方ないですね。
      どちらかといとニューカマーと交流は持ちたい方なのですが、心持ちがよくなかったですね。反省しきりです(笑)

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