紺屋の白袴 いや 医者の不養生?

8月1日にMCPのランの見送りで関戸橋に行った時にパンクをしました。
その時は、今日は仕事が休みなのにプライベートでもパンク修理かよ!と思ったものであります。私は現在、パンク修理に関わる事で生活の一部を営んでおります。いわば生業ですな。そういった点では、以前よりパンク修理に対する耐性はできた訳で、出先でパンクしたとしても修理もしくはチューブの交換をすれば良いやという程度の気持ちの余裕はできました。
8月18日に散輪会の試走に行きました。その時の帰り道、斜めの踏切を斜めに(?)渡った時に、後輪が腰砕けになって焦りました。なんだよまたパンクかよ(泣)という自体に遭遇しました。まあ、予備のチューブ持ってるから交換すれば良いじゃんと炎天下の中、ちょっと木陰のある公演でお店を開きました。しかし、なんだか最近はパンクづいてるな・・・。

まあ、ここまでは、久しぶりに引っ張り出して乗ってるBD-1の怪しいチューブだったから、ちょっと後ろめたい気持ちもあったので仕方ないでしょう。
しかし、今朝はその生業に出向くために、いつも通り通勤用の黄色い自転車で出動したのですが、走りだしから、ん?ちょっとなんだか違和感あるかな、それも後輪。一昨日は、帰宅時にタイヤの空気が甘かったので、職場で空気を入れて帰宅しました。やっぱり空気パンパンは気持ちいいやと清々しい気持ちで走って帰ってきたものです。それが一変してどうもなんか気持ち悪い・・・。そのうち後輪が明らかにどっかんどっかん突き上げるようになって来ました。それでも何とか仕事場に到着したので、自転車降りて後輪をみたら・・・、がーん、一部がたんこぶ状になってました(泣) 時間もないので、駐輪場にそのまま放置して仕事にチェックイン。うーんどうしよう。仕事では、お客さんに、空気を定期的に入れなさいよとかタイヤが磨り減ってるからこんなんじゃ危ないですよとか偉そうに言ってたのにも関わらず、自分は一体なんなんだ。情けないっす。これを紺屋の白袴? いや違うかな、紺屋さんは仕事が忙しくて自分の袴の色は真っ白だという意味だから、仕事が忙しくて自分のまでは手が回らないというたとえでしょう。だったら、医者の不養生? 口では立派なことを説いているが実行が伴わないことのたとえだからこっちの方が近いかも。でも医者のように偉くないけどね(笑)

で、仕事が終わってからどうしたもんかと考えた訳であります。そのまま乗って帰ったとすると、タコ坊主状態のはみ出たチューブがパーンってなって一巻の終わりとなります。とりあえず、空気を抜いて圧を下げます。いい気になってパンパンに空気なんか入れるからこうなっちゃう。自転車タイヤの適正空気圧って自分が考えるより結構ゆるいんですよ。

空気を抜いてとりあえずタコ坊主は治ってます。

それなら、奥の手を出すかと、仕事場のゴミ箱からチューブを拾ってきてハサミで切って簡単なゴムベルトを作ります。

それをギューギューにタイヤの外から巻きました。タイヤの包帯作戦であります。
これができるのも後輪がリムブレーキじゃないからですね。ドラムブレーキで初めて良かったと思えました(笑)

多少のゴツゴツ感はありましたが、無事帰宅する事ができました。

このように間抜けな事にならない為にも、サイクリングだけじゃなくて普段乗りの自転車のタイヤもチェックしとかなきゃダメですよ〜・・・ってお前が言うか・・・(+_+)\バキッ!

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紺屋の白袴 いや 医者の不養生?” に対して12件のコメントがあります。

  1. INTER8 より:

    おはようございます。
    スバラシイ発想です! 内側からではなく外側から対処するなんて、なかなか考えが及ばないと思います。
    古くなったブロックパターンの境目が痛んでいるのを見かけますが、最後はこのようになってしまうんですね。

    1. taboom より:

      INTER8さん こんばんは。

      ありがとうございます。タイヤ外してとか考えたんですけど、仕事が終わった後に、ドラムブレーキをリリースするのは面倒だなと思って手抜きをしました。
      最初はガムテープぐるぐる巻きを思いついたんですけど、手元にガムテープがなかったので、チューブを切りました。切って良いチューブは、売るほどいやあれは売りもんじゃないか、捨てるほどありますんで(笑)
      ブロックパターンの場合は、ブロックの谷の部分が裂けたりヒビが入ったりしたものになりますね。ツルツルになってないからセーフと思ってたらこんな事になります。

  2. butoboso より:

    大柄な人だと適正空気圧は低く感じてしまいますよね。
    ウチのミニベロも適正上限でも甘い感じがするので少し上げ気味ですよ。
    それだと本来の耐久性能は維持できないのかもしれませんが、特にトラブルに見舞われたこともありません。

    同じく子供を送迎して居た頃のシティサイクルもかなり高圧でした。
    英式バルブだと高圧入れにくいので、フレンチにチューブ交換してましたよ。

    1. taboom より:

      butobosoさん こんばんは。

      そうなんです。私は空気を「カンカン」状態まで入れて乗るのが好きなのです。650Bでもできればソリッド感を感じたいという変態です(笑)
      最初の子供ができた頃、子乗せ自転車を買ったのですが、同じようにカンカンに空気入れて放置してたらバーストしました。自転車やに文句言いに行ったら、そりゃ空気入れすぎでしょと諭されて沢山入れちゃダメなんだと理解しました。
      そして、今は、タイヤ脇に記載されている規定値を忠実に入れるようにしてます。自分のは相変わらずカンカン状態ですけどね(笑)

  3. TAKOぼん より:

    こんにちは
    この処置は ディスクブレーキでも使えそうですね!(持ってないけれど)

    市販車のタイヤって すごく弱いイメージがあります。
    しかし
    屋外放置で 雨風 紫外線に当たって 痛んでしまっているのでしょうね。
    サイクリング用は 全て屋内にしまっていますから タイヤだって長持ちするのでしょう。
    って ことに 最近 Bill氏と話していて 気づきました。
    一般車って 過酷な状況にあるってことを

    しかし このタイヤ かなり解けてきてますね~ コードまで バラバラになると さすがにやばい。
    昔 合宿に集合で 一人が針を出して タイヤを縫いだした時は 驚きました。
    コード切れに ボウズタイヤ ちょっと呆れるより 腹立ちました(当時の先輩です)
    風来坊みたいな人って 昔はいましたけれど・・・役者になると 出て行ったきり見たことない人です

    1. taboom より:

      TAKOぼんさん こんばんは。

      いやいや、市販車のタイヤって強いですよ。グランボアのタイヤの方がなんぼ・・・。

      空気がブカブカ状態で毎日ストップアンドゴーでもそんなに簡単に破けないですからね。
      空気入ってない状態でストップアンドゴーをすると、チューブがよじれます。
      バルブの位置で固定されているのでそこを中心にチューブがたぐまってしまい、折りたたまれちゃうんです。
      その結果、折れ目にストレスがかかりパンクというのがほとんどです。そんな状態を我々は腸捻転と呼んでます(笑)
      ねじれを伸ばすと元のチューブより2割り増しで長さが伸びてます。これをタイヤに収めるのが大変ですよ(笑)

      前後泥除け付きなので、前輪はそれでもトレッド面を見る機会はありますが、後ろはほとんど見ませんね。
      これを機会に前後タイヤを交換しますが、しばらく大丈夫でしょう・・・(+_+)\バキッ!

  4. oryzasativa より:

    こんばんは

    お疲れ様でした。

    サイクリング車だったらチューブを外して
    中から当て物をしてしのぐところですけれど
    バンドブレーキ車は 外巻きができるので便利ですね。
    いざというときの為に 覚えておきます。

    ランドナーでチューブが出てきちゃったとき
    絶縁テープでギチギチ緊縛して
    シューとリムのクリアランスを多めにとって
    「ブレーキかける・解除 繰り返し」をタイミング狙ってやってみたけど
    非常に困難というか、無理でした。

    次のトラブル対応レポートを
    楽しみにしています♪

    1. taboom より:

      oryzasativaさん こんばんは。

      サイクリング車は、ホイールを簡単に取り外せるというところが一番の美点でしょう。
      車体から外す事が出来れば自由度高いですからね。
      今回は、バンドブレーキだからこその対処しましたが、一般的にはタイヤ外して裏打ちするのが
      常套でしょうね。
      その昔、信越国境にある、乙見山峠を小谷から黒姫に向けて超えた時に、山ん中でタイヤが裂けて
      チューブがバーストしました。その時は、ありったけのパッチをチューブに貼って繋いで、
      タイヤの裏にはガムテープを貼って、そしてタイヤの中にチューブとタオルを突っ込んで空気を補充しつつ
      山から逃げ降りてきました。その時以来、パンクの神さまとは付かず離れずのお友達状態です(笑)

  5. kizirusi より:

    taboomさん、こんにちは。

    ゴム製品は生きモノに近いですからねぇー。
    まぁ私もプロムナードに35年ものSuper Randonneurrをはいてて冷や冷やです。
    サイドはゴワゴワで危険だとは思うのですが、もったいなくて替えられません。
    トレッドがなくなるより、寿命が早く来るパターンが多いような。。。

    1. taboom より:

      kizirusiさん こんばんは。

      どうですか? 長野も暑いですか?

      出たー、スーパーランドナー! 
      サイドがゴワゴワというのは生きた心地しないでしょう。いや、安全性じゃなくてお宝がボロボロになるっていう怖さ(笑)
      そういえば、私のところにも比較的イキの良い(当社比)スーパーランドナーがあります。
      いざとなった時のための予備として使えますよ〜。へへへ。

      1. kizirusi より:

        taboomさん こんにちは。

        日中の気温は都心より若干低いくらいなので暑いです。
        夕方から朝は涼しくなってきたかなぁ。

        お宝が朽ちて行くのは、時間を巻き戻したい心境です。
        私もスーパーランドナーとタンデムを各1セット確保していますが
        現役が頑張っているので交換には勇気がいりますね。

        暑い日が続いていますので、お体を御自愛下さい。

        1. taboom より:

          kizirusiさん こんばんは。

          日中は仕方ないにしても朝夕が涼しいのはいいですね。
          今年の夏は、仕事もありましたが、なんせコロナの野郎のおかげで遠征欲は控えめにならざるを得ませんでした。
          ぜひ、信州に遠征して怪しいガレージを自分の目で見させていただきたいものです(笑)
          その時はよろしくお願いしますね。

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