ガレージ・ワーク
昨年末から、自転車修理屋プレオープン・・・と言うにはちょっと何だけど、概ね毎日ガレージを開けて色々準備をしております。
準備といっても主体は自転車基地というか私が占拠している3階の部屋から工具や自転車補修品やパーツなどを運び出してガレージに収めるというものでありますが、今まで3階の基地には、買ったはいいけど整理せずにダンボールに放り込んであったパーツ、ジャンク自転車から剥ぎ取った部品やネジ、そして集めた工具などが文字通り死蔵されていたんだなというのが正直なところで、ちまちまと運び込んでは、あ〜こんなんあったんだ!とか、また出てきたとか驚いております(笑)
さて、冒頭の画像、この昆布を丸めたような物体、これはな〜んだ?
答えは、BE(Beaded Edge)タイヤであります。耳付きとも呼ばれますね。サイズ的には26×1-3/8ですが、信じられないくらい重いです(笑)
整理の一環として、部品だけじゃなくて自転車の棚卸もしておりますが、その中に昔乗っていた赤い実用車(いわゆる郵便屋の払い下げ)が出てきて、それのタイヤがもうお陀仏になっていたので、この機会にタイヤ交換をしてやれという事にしました。で、Amazonから送られてきたのがこれ。受け取った袋は一体何が入ってんだと言いたくなるような重さ。このタイヤはWOタイヤのように、ビードが入っていません。そういった意味ではゴム(?)だけでタイヤを成り立たせるからこれだけの質量が必要になるんだろうなと自分的に納得しました。
キチキチに巻かれたPPバンドを切ると、ビローンと広がってこのような感じ。昨今の折りたたみのタイヤと同じ感じがしますが、ケブラーなどのビードが無いところが違います。折りたたみタイヤは折り畳んだ跡が残ってリムに入れる時にややこしい感じはしてましたが、このタイヤも折り畳跡は残るものの、引っ掛けてしばらくおいとけば自重で伸びるから始末がいい(笑)
耳付きタイヤの仕組みは、簡単に言うと、チューブをタイヤで包んでそれをリムに乗せる感じ。そう言った意味では、チューブラータイヤみたいでありますが、袋状に縫ってある訳じゃありません。チューブを包むところが耳と言われる部分で、チューブを丁寧に包みながらリムに乗せる・・・ってどうやってそんな事できるんだよ(怒)
市原式という方法をネットで発見したので、それを真似してみました。
しかし、テキトーな自分にはこの方法はちょっと合わずに途中で作戦変更となりました(笑)市原式を編み出した人はエンジニアとの事でしたが、ちなみに私もエンジニア出身なんだけど何処が違うんだろ?
でもね、ほら入りました。わーい!
エンジニアってのは、手段なんて選ばずに結果出せばいいのよ・・・(+_+) \ バキッ!
チューブを包み込むのは確かに面倒だけどそこまで大変じゃ無い。それより、包み込みながらリムに嵌めて行くと、当たり前だけど、どうしてもリム径に比べてタイヤが短いような感じがしてくる訳で、それはどんなタイヤでも同じだけど、この場合タイヤの質量が多いから、その分余計に、えっ、これ、マジに入んの?と疑心暗鬼になってしまうのであります。そうなったら、チューブラーのタイヤを嵌める要領で、タイヤをチューブごと思い切り引っ張れば何とかリムに乗ります。タイヤは重いけど、ビードが入って無いから意外と伸びるのであります。あとは気合で。
さて、次の話題。
これも自転車の棚卸の一環で、ジャンキーなユーラシア(昭和51年式 EA-2との事)のホイールのボスフリーであります。
シマノの昔のフリーだけど、ギザギザ式だから手持ちの最近のシマノフリー抜きでイケるだろうと考えていたけど、ありゃ入らん。ん、どして?とよーく見るとギザギザの径が違うじゃんって事に気づきました。サンツアーのフリーは使っていたので割と親近感を持ってたけど、シマノの古いのはDAのものしか持ってませんでした。そんなの知らねーよ。
仕方ないので、ググって見ると今となってはかなり貴重品となってるようで、結構高値で流通してる模様です。それでビビってたら進まないので、メルカリで見つけた奴を手に入れました。下の画像で右側がそれで型番はTL-FW20。左側はTL-FW30で最近のシマノのボスフリー用。ギザギザ式だけど、内径が全然違いますね。
型番をTL-FW20と書いたけど、これが純正とは限らないので、TL-FW20(準拠)というのが正しいね。
そして、TL-FW20(準拠)は、ハブ軸抜かないと装着できないという点でも、ちょっと「とほほ」かな(笑)
そして、TIMEXの時計。一応クオーツと書いてます(笑)
運び込んだ工具やらパーツ類の中から出てきたのでびっくり。裏蓋を開けて電池を入れたら普通に動き出したのでさらにびっくり。これは、確か結婚する前後に、グアムだったかアンカレッジだったかのスーパーで買った記憶があります。安っぽいプラスチックで出来た時計だけど、なかなか捨てがたい魅力があります。
一旦止まっていた時間も、電池を入れ替える事で再び刻み始めました。
こんにちは
市原式と言っても
ワタシの出身地市原市とは
関係無いのですね
シマノのフリー抜き旧型は
シャフトを抜かせるので
「ついでにグリスアップしなさいよ」という
メーカーの親切心?
oryzasativaさん こんばんは。
今日はガレージにいてもそんなに寒く無いので助かります。
むき出しの外で働いてる事に気付いて、今更ちょっと何だよなと思ってます(笑)
>市原式
いちはらさんじゃないですかね。特に市原市で生まれたんじゃない・・・しらんけど。
>シマノのフリー抜き
本当にもうって感じです。まあグリスアップも必要だったからやりましたけど、一般的には大きなお世話ですね(笑)
お仕事とはいえ、とってもワクワクするレポートですね。耳付きタイヤ!存在は当然知ってましたが、普段あんまり意識したことなかったです。折りたたみできるのはびっくりポンや!ユーラシアにはサンツアーのイメージでしたが、シマノのフリーが付いてるんですね。一見パーフェクトに見えますが、近づくと確かにSHIMANOって書いてあるし!TIMEXはよく動き出しましたね。クォーツ時計は長く不動だと電池入れても動かなかったりするんですが、流石であります。このミリタリーぽいデザインは兄貴に似合いそうです(^^)
六浦っ子さん おはようございます。
当時のユーラシアはシマノフリーだったんですね。
オリジナルが付いてたかどうかはわかりませんけど。でも、おかげで新しい工具を手に入れる事ができました。是非とも使いたいと思いますがそんな機会があるかどうかはわかりません(笑)
TIMEXはダメ元で電池入れました。さすがクオーツその後も遅れなしに時間を刻んでますね。電池抜いてたのがラッキーでした。TIMEXやシマノフリー、そして耳つきタイヤの自転車ありますので是非遊びにきてください。
いよいよ開店ですね。
BEタイヤを耳付きというのは私にとっては耳慣れない言葉ですが、WOは耳なし抱一ですかね。中学生のとき自転車通学していたやつはまさにこれでした。パンク修理のことも思い出させてくれました。
shiokameさん こんばんは。
まだ諸般の事情によりプレオープン状態です。
準備中だけど持ってきてくれれば見ますよってやってます。
BEタイヤはリアルタイムで経験してませんが、だから耳付きという言い方は、あ〜なるほどと割と自然と受け入れました。パンの耳って感じですね。
ご無沙汰してますが、ワクワクする毎日をお過ごしなのですね。
お邪魔にならなければですが、たぶん使うことはないだろうリムとかサドルとかハンドルとかを抱えて、近いうちにガレージにお伺いしたいと考えています。ご意向とご都合をお知らせください。
a-waterさん こんばんは。
おかげさまでワクワクの毎日です。色々とやり残した事が次から次へと出てきてそれを追っかけてます(笑)
プレオープン状態なので不定休ですが、だいたい毎日シャッター開けてます。土曜日はサイクリングの日なので休みですけど(笑)
遊びに来ていただくのは大歓迎です。首を長くして待ってま〜す。
taboom さん
こんばんは ガレージショップ始動ですね
いつかは社長さんかな(笑)
チラッとブリヂストンのパーツ台が見えるので
感激してます
駅伝埼玉頑張りましたね
それでは
広島 norymaru
norymaruさん こんばんは。
お寒うございます。
ブリヂストンのパーツ台は一番目立つところで使わせてもらってます(笑)
でもまだ正式ではなくプレオープン状態なんです。
西向きのガレージなので、冷たい西風が吹き込んでちょっと辛いです〜。