広島 追い出し会

学生時代の友人から一通のメールが届きました。
大学時代の恩師が退職されるので、研究室の卒業生でお祝いをしたい、ひいては各自の連絡先を知らせて欲しいと書かれていました。お世話になったし、是非ともお祝いをしたいから、返事をしようと定型フォームを見たら、名前、連絡メールアドレス、所属 を記入しろと書かれていました。はて、さて、これはどうしたものか・・・・。というのも、今の自分、所属って何を書けばいいんだ?

以前、私設広島観光案内所閉鎖のお知らせを出した時、勘の良い皆さんには、ふーんって感じで解っちゃったと思いますが、実は私は会社を辞めました。

(正式には12月ですが、有給休暇の一気出し期間に突入してます。毎日が、にちよ・・・(+_+)\バキッ!)

22歳でサラリーマン人生を初めてから、「動く歩道」にずっと乗って来ました。
途中で、隣に飛び移ったというのはありますが、それでも、ずっと「動く歩道」に乗って来た訳です。「動く歩道」は自分の意思で、歩く事も走ったりもできるけど、そこにボーッと立ち止まって居たとしても勝手に運んでくれるありがたい仕組みであります。
そして、昨年の5月に行った小野路にサイクリングの際に、六浦っ子さんから定年という終点までの残された時間の誤りを指摘された頃から、その「動く歩道」の終点が見えてきて何となく意識をするようになりました。
動く歩道って、最後はちゃんと自分の足で一歩踏み出さないと、突っかかってそこでゴロンと転げてカッコ悪い思いをしてしまう訳で、その終点が来るまでに、どうやって一歩踏み出すかとか、降りたらどうするのかなどあらかじめ準備しとかなきゃならんでしょう。そして、無事に降りたとしても、そこに立ち止まっていると後から来る人の邪魔になるだけだし、とっとと一歩踏み出してどこかに向けて歩き出せよとなる訳です。このご時世だから、現在の定年60歳から5年間延長する方向に進むんでしょうけど、延長されたって「動く歩道」には必ず終点は来る訳です。早いか遅いかですよね。もちろんそれなら「動く歩道」に乗った状態で、準備しとけよというのは正論ですが、今関わっている仕事の内容では、心静かに準備する事は不可能・・・というより、そんな事できるほど器用じゃありません。そして何より、面倒(笑) だったら、どうせならという事で、「動く歩道」から自分で降りたのであります。降りたからといって、そこに別の「歩く歩道」がある訳じゃなし、助け舟がそこに待ってる訳でもありません。今は、これからどうしたもんかと佇んでいるだけです。わははははは。まっ、いっか。

先日、norymaruさんと宇品のanijuのお母さんとお姉さんに追い出し会をやって頂きました。場所は、norymaruさんの行きつけのお魚の美味しいお店、居酒屋 一張羅 さんであります。

かわはぎ、のどぐろの煮付け、穴子の白焼き、その他どれも う・ま・い!

こんな割烹着姿の女将さんが迎えてくれます(笑)

norymaruさんは、広島に来てから連絡をもらって、初めてお会いしたのが彼の行きつけであるanijyuさんでした。それから、anijuさんには、宇品からフェリーに乗るサイクリングの行きや帰りに寄らせて頂きました。行くときはいってらっしゃい、戻ってきたときはお帰りなさいと、自分の住処に戻っても一人の身には、これがとても暖かく嬉しいものでした。ありがたいですね。
広島に、そして宇品港に行く機会がありましたら、是非寄ってみてください。
それから、今回追い出し会をやってもらった居酒屋一張羅さんも間違いないです。

そして、追い出し会の最後に、norymaruさんに、餞別と言われて渡されたやたらと重いビニール袋の中に入ってたのはこれ。

norymaruさんと自分を繋いでくれた思い出の品、グランツーリスモであります。

norymaruさん anijyuのお母さん、お姉さん ありがとうございました!

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