渡良瀬橋から三県境まで

足利に行ってみてから渡良瀬橋の近隣に八雲神社が3つもある事がわかりました。
え〜、それじゃ、あなたのことを祈った八雲神社ってどこよ・・・。
緑町の八雲神社が一番大きいから、ストーリー的にはここなんだろうけど・・・、しかし、通5丁目の八雲神社は適当に広くてちょっとひっそりとしてる。だから遠距離のラバーズ達にはちょっと向いてるかも(笑) そして鑁阿寺の近くの大門通の八雲神社は小ぢんまりとしているけど、お神輿もあったりして町内会的にはここが一番身近な神社・・・。って大きなお世話か(笑)ちなみに、大門通の八雲神社には実際に森高千里さんもやってきた事があるようで、来訪された時の写真のコピーが境内に貼ってました。そのコピーにはどの八雲神社でも良いですと書かれてました(笑)

渡良瀬橋を初めて聞いた時、ガッと心根をワシづかみされた感じがしました。それほどインパクトが強かったのです。ワシづかみされた詳細についてはここではちょっと置いときますが(笑) その渡良瀬橋のたもとに、歌碑があると知ったのはかなり前。確か、Yahooブログ時代の「のんびり親父さん」の記事を見たのがきっかけだったと思います。それがいつだったかは覚えていませんが、機会があったら是非行こうと考えてました。そんなこんなで月日が経ちましたが、先日、六浦っ子さんと走った時に、森高千里のファンだったと知って、それだったら渡良瀬橋に行ってみようとお誘いしました。で、折角行くんだったら、高知のM氏にも連絡して彼も乗り気だったのですが、タイミングが合わず、今回は六浦っ子さんと同級生同士で渡良瀬橋に行く事になりました。行くまでちょっと時間があったので、リコーダーの練習して現地で吹こうと思っていたのですが、それは実現ならず(笑)私は結局、口だけ親父ですわ。はずかし。

足利の町はサラリーマン時代に通った時期がありましたが、どちらかというと渡良瀬川の南側となる東武鉄道の足利市駅からアクセスしてました。当時を思い出すと舌打ちしたくなるような事ばかりが頭の中に湧きますが、それはそれ、今回は渡良瀬川の北側エリアを巡ったのでセーフです。鑁阿寺、足利学校がある辺りは綺麗な街並みで中々良いところでした。天気も良かったですが、空が広いなと思ってたら広い道には電柱がありませんでした。いい街ですね。「この街が好きだと言った」彼の気持ちも理解できます(笑)。

足利市駅に集合してグルッと巡ってから、渡良瀬川を下って遊水池まで、そして三県境を経て、最後は茨城県の古河まで走りました。川下りの時に追い風参考状態だったら、勢いに乗って江戸川まで下って千葉県まで行けば、私は兎も角、六浦っ子さんは1日で関東6県をクリアすることに・・・、でも途中から向かい風気味になったので、古河で旅をお仕舞いにしました。
(2024年5月4日 走行)

走ったコースはこんな感じ。

鑁阿寺(ばんなじ)という立派な寺院がありました。
周りをぐるりと堀が巡っていて大きな鯉がわんさかいました。

鑁阿寺に突入する六浦っ子さん。

朝もちょっと早い時間だからそこまで混んでません。

境内の広場では、フリーマーケットをやってました。

鑁阿寺の後は学校へ。足利学校も初めて訪ねました。
しかし、学校とつくだけでやっぱり緊張しますね。

学校の内部です。この大広間で勉強してたのかな?

この大広間の廊下の端にひっそりと置いてあった、「有坐の器」(ゆうざのき)。
簡単に言えば、「足るを知る」って事を身を以て体験できるものです。
ぶら下がっている桶は最初は傾いているのですが、少し水を差すとその桶がまっすぐになって水が溜まり、さらに水を注ぎ込むとまた桶が傾いて注いだ水がバシャっと水が溢れてしまいます。試してみるとこれは中々示唆に富んでますな。
足るを知る」そんなに台数持ってたってどうせ乗れないで・・・(+_+)\バキッ!

大広間の裏側にある中庭。綺麗に整えられています。

大門通の八雲神社です。

八雲神社前の六浦っ子さん。
ホントこの人は良いおじさんだなぁ〜。

街中を散策していたら、閻魔大王が祀られてました。
閻魔大王って何となく怖いけど、怖いもの見たさでとても気になる対象であります。
今度、閻魔大王を巡るツアーでもやろうかな。

そういえば、うちのガレージが大変お世話になってるエンマ様もいましたわ。

これはまた、味のある廃墟ですね。
以前は映画館があったようです。

これが、通5丁目の八雲神社です。ひっそりとしてます。
しかし、夏になると蝉の声がうるさいだろうなってイメージ。

そしてこれが、床屋の前の電話ボックスと六浦っ子さん。

こちらは、緑町の八雲神社です。
一番、広々として明るい境内で、地元の名所として連れて来られるならココかなと思いますね。
でも、味のある2つの八雲神社を見た後に来たので、これだとちょっとドラマ性は少ないかなぁという感じ。
まあ、勝手な思い込みなので気になさらずに。

渡良瀬橋と歌碑にやってきました。

橋の上から川面を見下ろす六浦っ子さん。

あっ、いけねー、パンヂュウを忘れてた!
ガレージにこられた「奥田茂雄さん」から、足利に行くならパンヂュウだよと教わってきました。
彼の出身地の伊勢にもパンジュウがあって、それと同じようなものだと。
国内各地には、伊勢、小樽、滑川、足利にあるようです。ちなみに足利だけパンヂュウらしいよ。

岡田のパンヂュウはこんな屋台で売ってます。
前に並んでいる人は、15個とか20個とか大量に買っていきます。GWだから来客に振る舞うのかとか色々と想像したり。一人前のおじさんなんか500円分頂戴と言って20円お釣りもらってました(笑)

そしてこれが、パンヂュウ。
大判焼きとかどら焼きかって感じ。しかしこのサイズ感がキュート。

熱々だったけど冷めても美味しいよ。

足利は満喫したので、そろそろ渡良瀬川を下ろうか。

川沿いの道を快走する六浦っ子さん。
ご覧の通り、道は広くて走りやすいよ〜。

牛もいたりするけど、だんだん退屈になってきた・・・

なーんて、油断してたら、矢場川と合流する中洲へ通じる道を辿ったようで、雪隠詰めになってしまいました(泣)
仕方ないので、Vターン。

本線に戻ってからグライダーの滑降場の横を通りました。

グライダーはこのケースに仕舞って保管するのかね?

そして、渡良瀬遊水池エリアに入って来ました。
といっても、いきなり通行止め(笑)
この先は、越流堤となっている部分だから進んじゃダメですね。

所々にあるこのサビサビの物見櫓のようなものが気になってしまうのです。
だだっ広い原っぱにポツンと、天空の城ラピュタのロボット兵のような。

水面を見てると、いきなり何かヌワって出て来そうで不気味です。
でもつい見とれちゃう(笑)

谷中湖に到着。湖面は比較的穏やかですな。
この周回路は、車が入って来ないので自転車の練習で走るには良さそうです。

「道の駅かぞわたらせ」でやっと昼飯にありつきました。
正面の六浦っ子さんが何を食べてるかは六浦っ子さんのレポートでご確認ください。

相変わらず、恋人の聖地としてやってるようです。

そして、三県境に。
埼玉県と群馬県と栃木県がここに集結!

前回ここに来たのは、2021年4月22日だから3年前。

三県境界の標識は、何処かのバカが外しちゃったと聞きました。
改めてパテ盛られてますね。外しちゃダメよ。

これは茨城県に続く、三国橋であります。
三国とありますが、埼玉県と茨城県を結んでるだけですけど(笑)
そして、これで今日は4県を走破したということに。

JR古河駅で、輪行の人になりました。

東武伊勢崎線の足利市駅から一緒に走ったのに、
六浦っ子さんの記録では、55.44km 156mup 、私の記録では、53.6km 143mupでした〜。

 この旅のお供は・・・ POWERED BY SONY DSC-RX0

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渡良瀬橋から三県境まで” に対して14件のコメントがあります。

  1. 奥田茂雄 より:

    パンヂュウ、写真見てたら食べたくなりました(笑)。繁盛してますねえ。

    遊水地は最初に行ったのは世田谷の長谷川さんに連れられてで、なんかヨシの中の道を方角も分からないままあとにくっついて走った思い出が。

    1. taboom より:

      奥田茂雄さん おはようございます。

      ご紹介いただいたパンヂュウはとても良かったです。次行った時はもっと食べたいなと思っております。
      遊水池はちょっとつかみどころがありませんが、あれだけを目的にもっと周囲をグルグル回る必要があるな〜と思いました。
      後から地図を調べたら、葦原の向こうに飛行場があったりして驚きです。

  2. east_bred より:

    『越流堤』って、「taboom」さんが写真を撮られてた立ち入り禁止の立札の先に草が全く無い処が少しだけ見えますが、昔はちょっとしたところから其処へ入っていけたんですよ(;^ω^)。
    其処がエンジンラジコンを走らせるのには最高の処で、何百メートルも真っ平なアスファルト舗装が続いているので、エンジン全開で延々と最高速で走らせられるのが嬉しかった(^^)/。
    真夏の炎天下の真繕いアスファルトの上は灼熱地獄の暑さでしたが最高に楽しかった(;^ω^)。
    利根川の橋の下の砂浜ではラジコンボートもやったし、昔はよかったナァ・・・しみじみ。

    1. taboom より:

      east_bredさん おはようございます。

      >昔はちょっとしたところ・・・
      あ〜、そんな悪い遊びをする輩が多いから閉じられちゃったんじゃないっすかね(笑)
      気持ちの良さそうなスロープをスーッと下ってまた向こう側で上るのは気持ちいい・・・って知ってんのか>俺(笑)
      昔はあの遊水池もそこまで整備されていなかったからいろんな事やり放題だったですね。子供が小さい頃に行って自前のファルトボートでグルッと回りました。

      >昔はよかったナァ・・・
      でも、今は別のことが昔より良くなってますよ〜。具体的に何だって言えないですけど(笑)

  3. masa より:

    おや、5月4日だったら自分も渡良瀬遊水地、谷中湖に行っていました。
    谷中湖は自転車乗りへの風当たりが以前より強くなったように感じますねえ…。
    足利方面含め自分の活動範囲なので、興味深く拝見しました。
    そうそう、緑町の八雲神社って何年か前にたしか不審火で焼失したんですよ。

    1. taboom より:

      masaさん おはようございます。

      >5月4日だったら・・・
      お〜、ニアミスですね。ざんねーん。
      谷中湖は自転車の風当たりが強くなっているんですか。確かに歩行者も結構いましたね。確かに自転車ブンブンヤローもいたのでそれも止むなしでしょうか。我々は好むと好まざるに関わらずノロノロ走っているので人畜無害と思ってますが、他からみたらそうじゃないかもしれないし・・・。気をつけることにします。

      緑町の八雲神社だけ新しかったので、再建されたようですね。ちょっとした高台にあるから一番見晴らしは良かったですね。
      足利の辺りは面白そうとわかったので今後はちょっとマークしようと思います。

  4. 六浦っ子 より:

    ぱんぢゅう!美味しかったですよね。焼きたてもよかったけど、越流堤のところでいただいた、冷めたぱんぢゅうも美味しかったです。足利市内はほぼほぼ不案内でしたが、今回もツアコンさんが信頼できる方!楽しく回らせてもらいました。ありがとうございます。あたしが森高をよく聞いていたのは30年くらい前!銘曲 渡良瀬橋の時代背景とはだいぶ違ってきたんでしょうが、端的にいい街だと感じましたね。よかったよかった!

    1. taboom より:

      六浦っ子さん おはようございます。

      今回は一緒に渡良瀬橋を巡れて良かったです。惜しむらくは縦笛、いやリコーダーでしたね、をあの間奏のところで吹きたかった。今度はちゃんと連取していきます。その前にリコーダー買うか(笑)
      パンヂュウはわざわざ戻った価値があったでしょう。冷えたの良かったですね。次は是非500円分ちょうだいと言いましょう(笑)
      しかし、渡良瀬橋ですが、時代背景は違うものの、彼と彼女は何処で知り合ったのかすごく気になります。彼女が地元を離れていないし、彼がわざわざ足利まで来て知り合ったという事は無いでしょう。やっぱ出会い系?(笑)

  5. ♪ のんびり親父 ♪ より:

    こんにちは♪
    自分が到着して焼きそばを食べているときに出発されたかと、すれ違うことができませんでした。
    空気が清んでいてとても良い日でしたね。
    ちなみにグライダーは、あのケースに入れて土手を挟んだ反対側の倉庫で管理しているようです。
    今年はもう一度行きたいなあ~と思っています。

    1. taboom より:

      ♪ のんびり親父 ♪さん こんにちは。

      グライダーはあのケースに入れて反対側まで運ぶんですね。なーるほど!
      しかし、まさかニアミスしていたとは! びっくりです。
      今回は、途中の佐野あたりでラーメンをとか軽く考えてましたがGWということを忘れてました。その結果、道の駅まで行ってしまいました。
      足利は焼きそばも食べれられるんですね。仕事で通ってた頃は、駅の向こうになんとか食堂という大盛り屋があると聞いてました。
      次は、昼飯も含めて足利をじっくり攻略したいです。

  6. TAKOぼん より:

    こんにちは
    お天気に恵まれて よいツーリングみたいで良かったです。
    渡良瀬橋 歌の歌詞にでてくる橋なんですか! 
    足利にあったとは まったくしりませんでした。
    遠い 異国の話のような 気すらします。 
    関東の奥って 関西からはまさに 遠国です。東国武士団ってとこですね。

    パンヂュウ あんこ 入っているのかな? わたしには無理そうな お菓子です。
    ツーリング中 太鼓饅頭(今川焼のことを こちらでは こう呼びます)のあんこ抜きを頼んだら 店の親父に怒られたのを 思い出します。 すごく腹減っていたので 苦肉の策だったのですが。
    おばちゃんになっても 綺麗な人は いるもんだと 同窓会に行ったとき感じましたが・・・

    1. taboom より:

      TAKOぼんさん こんばんは。

      今日は天気が安定せず夕方になって寒くなってきました。
      あの名曲「渡良瀬橋」に出てくる橋です。あの曲はいわゆるご当地ソングのようなノリで作られたようです。でも実際に森高千里さんは現地に行っていろいろとロケハンして作詞したようです。えらい! それを知らなかった当初は熊本出身の彼女がどうして?と思ったんですけど(笑)
      しかし、年齢重ねても綺麗な人は綺麗ですね〜。おばさんになってもオープンカーで連れ回したいです〜。

      ところで、足利。そう言った意味では都の方から見たら、「ド・東国」ですね。足利尊氏が挙兵してよくぞまあ、京まで上ったなぁと思います。そこらへんについては、私もあまり意識してなかったので、今後裁縫しての研究課題です。
      パンヂュウ(・・・ってよく変換できましたね!)、あんこ入ってます。そちらの太鼓饅頭と一緒でしょう。小さいからパクパクいけるけど甘物ダメな貴兄には向かないでしょうね(笑)

  7. shiokame より:

    こんばんは。
    足利の甘いものといえばパンヂュウのほかに、古印最中という古代の印章をかたどったおいしい最中(もなか)がありますね。父が足利の生まれなので、私が子どものころ、ことあるごとに古印最中を食べた記憶があります。今でも一番おいしい最中だと思います。ちょっと古くなってやや乾きかけたころ、ますますおいしくなるのが不思議でした。自転車抜きですが、何回か足利の街を歩いたことがあります。恋人の聖地は鷹狩山と同じですね。

    1. taboom より:

      shiokameさん こんにちは。

      天気は週末に向けて良い方向に回復してるようですね。

      古印最中、知りませんでしたが、ググってみると足利の古くからの銘品のようですね。次回訪ねた時は是非試して見たいものです。
      いずれにしろ、「あんこ」ですね。あんこ物は歳を重ねるほど好きになってきてます。疲れた時にも効きますね。
      しかし、足利、仕事は別にしてそこまで意識してなかった土地ですが、興味深いです。両毛線に沿って改めて訪ねてみたいと思います。

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