ふじみ・野 散輪
だんだん暖かくなって、厚着しないでも自転車に乗れる季節になってきました。昨年から続く厄災はまだ落ち着きを見せていませんが、いつまでも屈していてはいられません。早く遊ばないと・・・、何のためにサラリーマン生活からリタイヤしたのか解らなくなりますからね。
ところで、去年は幾つかタブーンツアーズを開催し皆さんにご参加いただきましたが、今年も同様に開催したいな〜と薄ぼんやりと考えております。が、もう何度も走ったコースだとマンネリとなるので新しいコースを組みれていく必要があります。参加してくださる方々もそうですが、先導するこっちも飽きちゃいますからね(笑)
先日組み立てたFOLIOの試乗を兼ねて新しいコースの参考にならないかと富士見市とふじみ野市界隈を回って来ました。その界隈は伊佐沼に通っていた頃に何度も通り抜けた事はありますが、その地そのものに目を向けた事がありませんでした。ところで、ふじみ野というのは旧上福岡市と大井町が合併してできたものだそうです。富士見市というのは昔からあったのに、ひらがな名に変わったのか?程度の認識でしたが、富士見市とふじみ野市というのは別ものだそうです。う〜ん、知らなかった・・・(+_+)\バキッ!
実際にグーグル様のご神託に基づき走ってみると、思わぬ見所があったり、今まで全く意識してなかった(無視してた?)のに興味深い場所があったりとなかなか楽しめた旅でした。いつかはこれらを使ったツアーズを検討してみよっかなと考えてます。乞うご期待。(2021年3月9日走行)
今回巡ったあたりはこんな感じです。
ここだ、ここだ!
ユンカー☆さんが見た樹はこれだったか(笑)
凄い勢いで咲いてました。
トンネル抜けて
小さな旅の入り口は、川越街道の下を行くトンネルです。
低い天井、実際はそうでも無いけど、いつもリンボーダンスの気持ちで突入します(笑)
2017年8月、大雨の影響で増水した柳瀬川。真ん中にある木にしがみついて釣り師が助かりました。
水子貝塚公園にたどり着きました。このエリアには、あまり足を踏み入れた事がありません。いや、通り抜けた事は何度もありますが、目的として訪ねた事がないという方が正しいですね。しかしこんな遺跡があったんですね。考えてみれば、大きな川の側にあって、平地が広がっているから住みやすかったのでしょう。
埼玉は意外と古墳が多いようです。そう言えば古墳でコーフンしていた御仁はお元気でしょうか?
いまだにテレビを買ったばっかですかね?
かつてそこには大きな樹があった
新河岸川に出ると、おなじみの公園があります。ここの広場にはかつて大きな樹が生えてました。
2012年に伊佐沼バヴァルダージュに出かけるときに初めて発見したのです。
こちらは、2012年当時のお姿です。凄いでしょう。
2017年に通りかかった時に、この樹が無くなっている事に気づきました。
大きな樹、その存在だけで神々しいのに、生きてるものだから仕方ないのかもしれないけど、いつかは消えてしまいます。残念です。
ランバダ? ナンバタ?
この地には、難波田氏の居城があったとのこと。ところで、難波田ってなんて読むのか?と考えていたら、なぜか頭の中はあの妖艶なリズムが響き渡りました。
♫ティーラ、リラリラ、リラリラリラリラ、リーリ〜♫
帰宅後にYoutubeで改めて見てみるとやっぱり怪しいです(笑)
カカシも妖艶な踊りを踊ってます。
しかし、このだだっ広い畑の真ん中にあるお城ってちょっとヤバくね?
びん沼川
あっ、なーんだ、ここに出るのかという感じでびん沼川の橋のたもとに出てきました。
今回は左岸を行くのでこの橋を渡ります。
釣りを楽しむ人が沢山います。釣りは最初から微妙な距離取ってるから「新しい様式」をわざわざ取り入れなくてもセーフなんでしょうね。
菜の花が咲いて綺麗です。ただ、もう少し後だともっと爆発的に咲くんだろうな。
福岡河岸記念館
びん沼川を進み、新河岸川放水路を経由して新河岸川を遡ると、養老橋のたもとに福岡河岸記念館があります。今まで何度ここを通ったか、しかし、一度も覗くこともなく通り過ぎてました。道をちょっと入れば見えるんですけどね。今回は橋を渡った時に、ちょっと高い屋根の建物が見えたので寄り道することにしました。
回漕問屋 福田屋さんのお屋敷の跡であります。
福田屋さんは、今となっては福岡河岸記念館となっています。
奥の右手が、木造3階建ての高楼です。
敷地から新河岸川を臨む。左手が養老橋です。
入場料は100円ですが、ガイドの方が館内の案内・説明をしてくれました。
各所の作りは丁寧で手が込んでます。素人の私でさえそんな気がするので詳しい人が見たら面白いんじゃないでしょうか。
でもトイレのスリッパはちょっと重いかな。
船は、新河岸川を下って台東区の花川戸まで行ってたそうです。
そして帰りは江戸(東京?)から仕入れた荷物を乗せて戻ってきて、下ろした荷物は川越や飯能、秩父の方面に運ばれたそうです。
明治時代を経て、川の舟運は終了したようです。大正になると鉄道が貨物の運搬の主力になったからですね。この図をみてなるほどと思ったのは、
大正3年に開通した東上線は、川越街道に比べて新河岸川寄りを通っているという事です。説明によると、この福田屋の当主が鉄道誘致をする際にできるだけ河岸側に寄せたそうです。う〜ん、頑張ったね〜。
3階建の楼閣は、ご接待用専用の建物で、周りに遮るものがない展望はそれはそれはだったそうです。文字通り富士山も見えたようです。
今まで横を通り抜けていたのに全く気がつかなかった。そんな事ってまだまだあるんだろうと再認識しました。
三富新田から所沢
その後は、旧大井町を横断、関越道もまたいで三芳町の三富(さんとめ)新田エリアに入りました。
いつもなら、いも街道を南下するけど、ちょっと待て。新田開発の元となった畑と雑木林を結ぶ道を進むことができないかと、iPhoneの地図ソフトを確認したところ、実線の道を発見しました。おおっ、これこれ。Google様のご神託には出てこないような道が新鮮だわ(笑)
ところでiPhoneの地図ソフトですが、「スーパー地形」を入れてます。機能は沢山あるようですが、これから少しづつ理解できればと(笑)
ところざわサクラタウン。
まだ、中に入ったこと無いけど。せっかく作ったんだから色々なイベントで賑わうと良いですな。
サクラタウンの横を通り抜けたら、この怪しい玉子(?)はまだ散乱してました。これって常設なの?
最後は、柳瀬川沿いのエミューさんのテラスでコーヒー休憩。
だんだん周りも暗くなりつつあるのでそろそろ帰りますか。
いつもの場所 ・・・なんか違う?
柳瀬川から坂を上った先にある、このポストでいつものように記念撮影。
んんん? なんかいつもと違う・・・・・。
ポストに覆いかぶさるような木の枝がバッサリ切られてました(泣)
2019年はこんな感じでした。
道の上に被っちゃうから仕方ないかな。
走行距離 概ね43km
この旅のお供は・・・ POWERED BY Apple iPhone SE2[RED]
ボタンを押すともっと楽しい自転車の記事を見る事ができますよ。
にほんブログ村
にほんブログ村
自転車ランキング
シンボル的な大樹が切られてしまうのは残念ですよね。理由は色々あるのでしょうが。
こちらでは立派な桜並木の大半が根元の空洞化でバッサリ切られてしまいました。
規模が違いますが、我が家の庭も無秩序に伸び放題になっていた木々をばっさり切らせていただきました。そのままでは法面のコンクリをぶち破りそうでして(汗)。
ぶとぼそさん おはようございます。
植物は見てて癒されたり、清々しいというのはありますが、それは綺麗だったり自分にとって心地よいからそう言えるのであって、そうじゃ無い場合もあるので、人間が御さないといけないと義父に教えられました。
我が家の庭は私の祖父の代は手入れをちゃんとしてましたが、今は勝手に生えてます。ジャングル状態です(笑)とてもまずい状態で焦ってます。例えば芙蓉。綺麗な花咲かせますが、なかなか厄介で、エアコンの土台の下から生えやがって、気がついた時はエアコンが傾いてました(泣)
こんばんは
木が切られれると
何となく残念な気持ちになりますね。
時々行く 市原市の郷里の家庭菜園休耕地に
放置しておいても実る何かを植えようと企んでいます。
クルミの木を植えましたが枯れてしまいました。
渋柿の木はありますが、おいしくないです。
以前貴兄に「びん沼川あたりもオツなもんです」と教えていただき
荒川河川敷を遡上してびん沼ポンプ場広場にたどり着いたら
多数の猫小屋と、数十匹の猫が。脱力して動けなくなりました。
oryzasativaさん おはようございます。
木が切られてしまうと確かに残念な気持ちになります。
が、木を切る側としては色々あっての事でしょう。こちらは無責任に好きか嫌いかで判断できますが、切る側にも都合があるでしょうしね。
ご実家の遊休地に植林とは面白い事考えましたね。どうせなら何か成るものが良いですね。収穫の名目で訪ねる事できるし。門外漢なので何が良いのかわかりませんが、手がかからなくて成果があるのが良いですね。そんな都合の良いのはないか(笑)
びん沼川は久しぶりだったのですが、犬猫も脱力するようにあそこだけは別の空気が流れてました。桜の季節が素晴らしいですよ。
お疲れ様でした~☆
確かに~どっかで見た大きなコブシの木でした(笑)
ふじみ野方面も色々面白そうなところがありますね♪
そう言えば先日新宿御苑前の高遠小彼岸桜もバシバシ枝が切られておりまして
可愛そうな状態になっていました。。。
都心の木々たちも受難な時代ですねぇ (^^;
ユンカー☆さん おはようございます。
>ふじみ野方面
あまり目立たない、と言っちゃ失礼ですが、あの辺りも実は歴史的にも重要な場所がありました。
私が知らなかっただけでした(笑)まだ色々と見て回らないといけないなと反省しきり。
今年はあの辺りを含めて、プランを練ろうと考えてます。乞うご期待。
都心の樹々、田舎に比べて条件が厳しそうです。いろいろな利害関係もありそうですしね。
切って欲しい人もいれば、残して欲しい人もいる、なかなか都会は大変ですね。