堂平山、行き帰り


あれ、SEMASじゃん。
唐草模様の輪行袋を紐解いて現れた自転車、太めの泥除けの後ろに見つけたシールは「SEMAS」。
んん! ああっ、あれ見た事あるぞ・・・

もしかして、SSKくん? 

「そうですよ、だってさっき改札口で、お久しぶりって言ったじゃないですか(笑)」
「確かに言ったけど・・・」
(あの時は、あれっ、誰だっけ、マスクしてるから分からね、まあ、どっかで一緒になった人だろう・・・まっ、いっか、)
・・・と思ったけど、まさか君だとは思わなかったよ(笑)

大学時代に、一緒に自転車乗ったり、酒飲んだり、騒いだり、笑ったり、泣いたりした仲間であります。卒業してサラリーマンになってからも博多で飲んで電車なくなっちゃた事もあったね〜。
何十年も会わなかったけど、学生時代と同じように淡々と自転車を組み立てる姿を見てて、一気にあの頃の気持ちに戻りました。お互い年取ったし、ハゲてきたし、おっさんになったけどね。

堂平山に行くのに正丸駅から走りましょうと呼びかけをしたら、意外と多くの人々が正丸駅に集まってきました。
輪行組は、8塚さん、TAKEさん、SSKさん。
自走組は、斎藤電鉄さん、カンタローさん、六浦っ子さんであります。
簡単なコース説明をしてから出発しました。集合地までは比較的余裕があるからのんびり行きましょう。 

私にとってはいつもの正丸駅です。
ちょっと早い電車で着いちゃったので、自転車組み立ててからしばらく日向ぼっこしてました。

左のヘルメットは、MCPの8塚さん。
右のキャップ+マスク姿の人に「お久しぶりです」って言われたんです(笑)

手慣れた所作で自転車を組み立ててます。

なんだ、SSKくんじゃないか(笑)

スタート直後の、正丸トンネルまでのアプローチが結構キツイっす。
斎藤電鉄さんが先行します。

トンネルから分岐して、そしてさらに正丸峠への道から分岐して林道に入ったあたりが直登するので一番キツイかな。

直登部分が終わって、巻き始めるとちょっと余裕が出てきます。

自動車などの往来もあまりなく、のんびりとした上りが続きます。

いつものビューポイント。
ビューポイントは休憩ポイント(笑)そして正面にガードレールが見えるんです。

正面に見えていたガードレールまで上ってきました。
第2のビューポイント。もちろんここでも休憩。

休憩していたら、自走して出発時間に遅れてきた、BONBONさんが追いついてきました。
若いだけあって健脚ですな(笑)

第2のビューポイントから走り出すと、すぐに虚空蔵峠はやってくる。

虚空蔵峠を出たら、ピークまでは1500m

マイフェバリット、刈場坂峠に到着。今日は眼下の景色が一望できるね。そして正面には堂平山のドームが見えます。

うわ、やべ〜、12時まであと20分無いよ〜。

刈場坂峠から大野峠までが意外とキツイんです。それでも何とか白石峠着。
後は、一本道でゴー。

ん、もう、激しいんだから・・・こわれちゃう。

生ゴムグリップ作戦は失敗に終わりました(泣)

あっ、そうだった。先に堂平山に来ちゃったけど、カンタローさんにシンガリを頼んでいたんだ。
カンタローさんお疲れ様でした。

解散後は、秩父に下る事を敢行しました。
秩父へのアプローチは、以下の3パターンを考えてました。しかしいずれもRoadClosed (笑)
 1 定峰峠まで行ってから県道11号線を下る。
 2 大野峠まで行ってから丸山林道を秩父方面に下る。
 3 高篠峠まで行ってから林道を秩父方面に下る。
1については、粥仁田峠に行った時に、バリケードで通行止めになっている事は知っていたので今回はパス。しかも11号で秩父側に下ると秩父の町まで遠いから下道を走るのがダルいからね〜(笑)
2については、大野峠から県民の森へのアクセスが工事中で通行止めだったけど、刈場坂峠から通りかかった際には工事の人に通れるよと聞いていたので最悪これを使えば良いと思ってました。が、高篠峠から、ガッと上らなきゃならんのでできれば行きたく無かった(笑)
3については、1と2は実際に走った事があったけど高篠峠からの林道は行った事がない事でちょっとどうかなと思ったけど、初めてという衝動を抑えられずこのルートに決定。

実際に下り始めてみると、確かにしばらく誰も通ってないなという感じの道が続きます。ところどころ草が生えていたり、石が落ちてたり、アスファルトが割れて剥がれていたり、歪んでいたり、ダート部分が出て来たり、まあそれでも、自転車で通れない事はありませんでした。林道と考えれば快適、しかも対向車が来ないしということで、ダンダン下っていたら、工事中の部分が現れました。ここまで下って来て、通れないよと言われたら引き返すのも泣けるので、工事現場の人にお願いして通らせてもらいました。
こんな場合の交渉のポイントは、
1 相手に見つかる前にこちらから大きな声で挨拶する。
2 相手は仕事をしている訳なので、仕事の邪魔にならないように従うので通らせてもらいたいとお願いする。
3 ゴーが出たら躊躇せずにさっさと通り抜ける。通り抜けたら一目散に走ってその場を後にする。

工事現場を抜けてしばらく下ったら、県道11号に合流してしまいました。あれ?あれ?あれ?と思ったけど、改めて地図を見返してみると、分岐点をぶっ飛ばして下ってきたようです。後から考えると確かに分岐点というか別の道があった・・・。本当は真福寺の方に下りる林道を行きたかったけど、まあ次の機会にチャレンジしましょう。

県道11号を秩父に向けて走るときに、正面に痛々しい武甲山が見えてきました。
秩父の顔がこれじゃ、ね〜って感じだけど、今更か・・・。

西武秩父駅に到着。お疲れ様でした。
それぞれ輪行袋に自転車を収納してから、ちょっと一杯やろうよ。

西武秩父駅からは予定通りLaviewで脱出。

1日ご一緒いただいた六浦っ子さんとは所沢駅でお別れであります。

楽しかったけど、楽しかった分、友を見送るのはちょっと寂しいね。

 この旅のお供は・・・ POWERED BY SONY DSC-RX0

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堂平山、行き帰り” に対して4件のコメントがあります。

  1. INTER8 より:

    こんにちは。
    上りも下りもいろいろあって楽しそうですね。
    林道で工事中に出くわすと、吉と出るか凶と出るか、こころ穏やかではありません。こちらに選択肢は無く身も心も低く~くして、お伺いをたてるしかありませんよね。重機が道を完全に塞いでたりしたら特に。
    新しく被せたゴムはダメでしたか。新品でも優しく扱わないと破れちゃうんですね。お相手はさぞかし痛かったことでしょう。いや、喜んでいたかも。

    1. taboom より:

      INTER8さん こんにちは。

      単独だったら通行止めでも何とかすり抜けられても、人数がいるとちょっとどうしようかなと躊躇してしまいます。
      逆に、一人じゃないから何かあっても助けてもらえるかもという両面があります。良し悪しそれぞれですね。

      生ゴムは、ちょっと無理でした。
      グリップをあそこまで激しく握っていたとは気付きませんでした。終わってから激しかったんだなと気付きました。

  2. 六浦っ子 より:

    もう、一週間前なんですね。昨日のことのように思います。未知の山域はめちゃくちゃテンション上がって、楽しかったです。初めから最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。それにしても生ゴムは残念でしたね。輪行作業中にシモネタ飛ばしたのに、反応鈍かったから!もうそういうのは卒業しちゃったかと心配してました。なんの心配もなかったですね。

    1. taboom より:

      六浦っ子さん こんばんは。

      時間が経つのは早いですね〜。毎日バタバタでゆっくり思い起こす暇もなかったです。
      しかし、楽しみにしていたお祭りが終わってしまってちょっと気が抜けてます。これからどうしよう・・・なんて、言ってる暇があったら溜まっている自転車をレストアしなきゃなんですけどね。溜まる一方で(笑)

      >そういうものは
      いやいや、まだそこまで枯れてません。
      あのときは、自転車畳むのと雨と特急の時間に焦っていたので、ちゃんと聞いてませんでした。すみませんでした。

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