夏の木陰の散輪よ

このところ、こう走ろうと最初に決めていたにも関わらず、実際に走ってみると決めた通りに走る事が出来ない場合があります。しかも割と多かったりする(泣)
一人だったら、「あっ、間違えちゃったよ」で済むけれど、他の人を引いて先頭で走る場合は、後ろを走る人にとってはいい迷惑でしょう。列が長い場合なんて、最たるもので、「すみません。他人んちに入っちゃうのでUターン」となるともう自転車のお祭り状態・・・。

しかし、こう走ろうと最初に決めていたと書いたものの、良〜く考えてみると、最初にちゃんと決めていないんじゃないかと思うのです。大体こんな感じでいいやって感じでルートを決めたつもりでいるから、その隙間・瞬間で抜けるんでしょう。先頭で引っ張っていても、あれ、曲がるのここだっけとか、えっ、違ったかとか、頭の上に???を浮かべた状態で走るのはけっこう疲れるものであります。もう、ちゃんと考える事ができなくなってるのかな、「考えるな、感じろ」で今までやってきたからね・・・。

9月2日に武蔵野サイクリングパーティー(mcp)の月例ランがあって、そのコースプランを私が立てました。先述した通り、ちょっと心配だったので、前週に試走してコースの確認をしたにも関わらず、今回も市街地のルートをロストして大回りしたり、戻ったりで、参加者には迷惑をかけてしまいました。もちろんmcpのメンバーは嫌な顔せずについて来てくれたので何とかゴールまで走る事はできましたけど・・・ね。プランニングするなら、ちゃんとコース決めてそれを忠実に辿れば良いだけなのですが、それが出来ない、いや出来ないんじゃなくて、やってない、ちょっとコースプランニングというのを舐めているんじゃないかと思えますが、そこまで自分を律するのにはちょっと辛くなって来ているのかも・・・。

小金井公園を集合場所にしたのは、公園で待ち合わせにすればちょっと時間が余っても、公園の周りを周遊することができると思ったからです。・・・というより、私が一番アクセスしやすい場所だから(笑)
小金井公園を出て、浴恩館公園、東京学芸大学の構内を抜けて、情報通信研究機構で生まれたての時間を見て、日立の中央研究所、脇の坂を下って、西国分寺の姿見の池、東山道の跡を通って、お鷹の道のおたカフェで休憩。その後は野川に沿って武蔵野公園、野川公園、大沢を経て深大寺。深大寺の門前そばを食べて解散というライトな散輪であります。日差しは相変わらず強かったですが、木陰の道は涼しくて気持ちよかったです。特におたカフェ。ここは何度訪ねてもいいとこですね。
(2023年9月2日 走行)

走ったコースはこちら。

動かして見る?

集合時間が近くにつれてメンバーが集まってきます。
まさか、こんなに暑いのに良くもまあ・・・とは思いますが(笑)

小金井公園を出て、浴恩館公園に寄りました。
木立が涼しそうだったからです。

そして、学芸大学の構内を颯爽と抜けます。
ここも涼しいよ〜。

姿見の池におじさん勢揃い。

あちゃ〜、道を間違っちゃったよ。
それでも、黙って押し上げる善良なおじさんたち。

広々とした歩道は、東山道跡。
だけど、実はこの前に見とかなきゃいけない場所があったんだ。

それは、この「東山道武蔵路遺構再生展示施設」であります。
画像見ながら施設名を打ち込みました(笑)

ほらあの真ん中のへっこんだところを歩いて通ったんだよ。
いや、あのへっこんだところは便所で、並んで用を足したんだ。
とか、へっぽこな話が飛び交うんだけど、おじさんたちは大丈夫なのか?

おたカフェにやってきました。

へっぽこなおじさん達は、静かに並んで冷たい飲み物を粛々と注文していました。

で、ここでも集合写真。珍しくワタシもおります。

真姿の池から、湧水の道を。

そして、くじら山を何故かパスして、武蔵野公園。
暑くてモーローとしてたのでパスしたかも。

野川公園から大沢を抜けて深大寺へ。
例年通りの蕎麦屋さんで、例年通りの冷やしたぬき(大)を。
で、改めてこうやって見ると白いレンゲはちょっとなぁ。

さあ、飯も食ったし、解散・解散。
また、来月のランで会いましょう。

バイバーイ。

しかし、いろんな自転車が集まるからこのパーティーは面白いよね。

解散後は、一人でフラフラと昔に住んでた辺りを抜けて帰りましょう。
ここは、結婚当初に住んでたアパートの近くの公園であります。
長女連れて遊びに行ってくるよと、近くのこの公園で時間を潰したなぁ。

三鷹、田無、ひばりヶ丘と抜けて走ってきたけど、日陰がなくてだんだん辛くなってきたので、東久留米の南沢の湧水地に寄って流れにちょっと手を突っ込んでみた。目が覚めるほどの冷たい水。俺は走りながら寝てたのかも。そういえばここ来たの今年初めてかな。

トランジットスポーツTS-2016も概ねちゃんと走るようになりました。

整備に試走、そして月例ランにと活躍したので、しばらく倉庫でお休みね。

 この旅のお供は・・・ POWERED BY SONY DSC-RX0

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夏の木陰の散輪よ” に対して14件のコメントがあります。

  1. すず より:

    こんにちは。
    先日お邪魔した際は大変お世話になりました。あれから1ヶ月以上経つのにまだ真夏日が続いているって凄いですね。
    あの日は靴を脱いで、写真の石の上に腰をかけてしばらく涼んでましたよ。あの水の冷たさが最高でした。水の上だと不思議と蚊もあまり寄ってこないんですよね。

    1. taboom より:

      すずさん こんにちは。

      急に雨降って来たり落ち着かない天気ですが、だんだん秋めいて来ましたね。
      雨降ると、修理のお客さんが来ないので暇で暇で(笑)
      あの南沢の湧き水は、ホント大事にしたいです。今回はわざわざ国分寺まで遠征しましたが、水そのものの威力なら南沢の方が上だと思ってます。靴脱いで石の上に座っちゃうという手もありますね。竹林公園の方は蚊の襲来があるようですよ。

  2. 六浦っ子 より:

    木洩れ日と、冷たい湧き水!それに冷やしたぬきを満喫できました。おたカフェは寛げますね(^^) あんなんが近くにあったら毎日通いそうです。

    1. taboom より:

      六浦っ子さん こんにちは。

      もっと涼しいところを伝って行けたと思ってましたが、意外と炎天下を走りましたね(笑)
      その分、冷たい飲み物や冷たいそばのありがたみがわかりました。
      おたカフェは何度行ってもいいですよね。でも、あの時の彼女は何処に〜

  3. shiokame より:

    ご案内ありがとうございました。
    下村湖人ゆかりの浴恩館、ゆっくり再訪したいところです。私が初めて本らしい本を読んだのが「次郎物語」だったものですから。この話の後半は下赤塚あたりが舞台となっており、湖人の墓も松月院という寺にあったと記憶しております。この寺はしょっちゅう前を通っていました。本棚を探したら角川文庫で2~5巻がありました。第1巻がないのは友達に借りて読んだからです。もう一度読んでみようと思います。中学2年のとき(1964年)NHKテレビで池田秀一主演(子役)連続ドラマを見て、その原作を読んでみようと言うつもりになったのでしょう。
    話は変わりますが、ちょうどそのころ8段変速の富士日米のサイクリング車を買ってもらい、私の自転車遍歴が始まったのであります。オリンピック特集のニューサイクリング誌(たしか12号)を本屋で見つけ、その後読み続けるようになったのもこの年でした。読書やらサイクリングやら、いろいろな意味で転換点になった年でした。
    また、つまらない思い出話になって申し訳ありません。松月院あたりもまた行ってみましょう。自転車で走っている中学2年の少年とすれちがうかもしれませんから。

    1. taboom より:

      shiokameさん こんばんは。

      次郎物語は児童文学としてワタシも読んだ事があります・・・・んが、内容は全く覚えていません。
      なんとなく息苦しい内容だった事は記憶にありますが、そんな思いもあの浴恩館の鬱蒼とした公園の雰囲気からかもしれません。機会があったら再訪してみるのも面白いかもしれませんね。面白いというなら、下赤塚と連携して訪ねてみるのも面白いかもしれません。ちょっと離れているかな(笑)
      読んだ本の時代から、その当時の他の記憶を思い起こすというのは興味深いです。自分の歴史を思い起こすにあたり、点から線、そして面と広がっていくのはいいですね。個人的連想ゲーム、それだけの広がりがあれば、ボケる事も無いでしょう(笑)思い出話の醍醐味です。

  4. oryzasativa より:

    おつかれさまでした

    おじさん勢揃いの画像
    ヒマラヤ遠征隊スポンサーの肌着メーカー
    「ひだまり」を連想しました。
    あったかいやつ。

    1. taboom より:

      oryzasativaさん こんばんは。

      良い歳したおじさんが、にこやかに笑って映っている写真は、一般的には何か裏があるんじゃ無いか気持ち悪い感じがしますが、これだけ集まると帰って爽快な感じがします。・・・しないか(笑)
      でも、単純に自転車に乗ってプチ冒険に出かけるのはワクワクするでしょう。あったかい感じがするのはきっとそれでしょう。

  5. 奥田茂雄 より:

    どうもコース先導お疲れさまでした。
    西国分寺のあの坂、本来通る筈の手前の坂も激坂ですので、戻るのも面倒で押上げが正解だったかと。個人的には浴恩館から学芸大までの道が方向感覚がおかしくなる感じでした(笑)。
    東山道の保存遺構、地味なものですが皆面白がって見てたので、やはりサイクリストは道に興味があるんだなと感心しました。

    1. taboom より:

      奥田茂雄さん こんばんは。

      >浴恩館から学芸大までの道が
      やっぱりバレてましたか(笑)  浴恩館から学芸大までは、どこかでもう一本南に曲がったはずだったけど、曲がる場所をロストしたので大学構内に入るのに無理がありました。もっと言うと、NICTから日立の中研に行く道も南に曲がるところをロストしました。だから最後に大回りして中研に出たのです(笑)

      しかし、東山道の保存遺構は今まで知りませんでした。教えてもらって後ろ振り返って初めてわかりました(笑) 

  6. TAKOぼん より:

    こんにちは
    コースプラニングは ばっちりだけれど いざ走ってみると 道に迷った! ってことは 過去何度もあります。 方角がまったくわからなくなるのが結構恐怖です。 磁石だせばいいだけなんですけれど。 体内磁石に頼っていると もう劣化が激しくて こまりますね。
    とにかく まっすぐしか走らないって 同僚がいましたが しこたまコースを間違えるのに ちゃんと目的地に着くのがふしぎでなりませんでした。 人の倍は走っているようですが・・・

    夏も終わり・・・って言いたいけれど まだまだ 暑いみたいですね。
    水辺の景色は ちょっとだけ 涼しさを届けてくれてます。 
    今年はほんとに 蚊がすくなくて 助かったけれど、虫も出てこれないってことですよね。
    あ~ ほんとに はやく 暑いの終わってほしいです。

    元気なオジサンたち 楽しい顔 で何より! こどもより外遊びしているんじゃな?

    1. taboom より:

      TAKOぼんさん こんばんは。

      方角は大体把握してるのですが、試走の時に、後先考えずに思いついた通り、右に曲がったり左に曲がったりするので再現性が無い(難しい)というのが正しいです。それでもちゃんと予習しておけば良いのに、そこまで入れ込まないといういい加減さ(笑)  まっ、いいか(笑)

      >今年はほんとに 蚊がすくなくて
      えっ、マジですか? 私んところのガレージは蚊が出ます。修理に忙しい時限って襲撃してくるので泣けました。蚊取り線香のでかい奴を使ってましたが、一箱使っちゃいましたね。あ〜、夏もおしまいか。

      元気なおじさん、楽しそうな顔してますね。普段つまんないからこんな時は楽しくやりたいものです。私は、そこまで忙しくないのでいつも楽しい顔してるつもりなんですけど(笑)
      娘さんを言い訳にして東京に出てきませんか。その時はちゃんと自転車積んできてね〜。

  7. ぶとぼそ より:

    こんにちは。
    コースプランニング・先導役お疲れ様でした。
    今年の暑さはお盆過ぎても変わらず外遊び好きには耐え難いものがありますよね。
    コースミスや見どころ素通りも仕方がないと思いますよ(汗)。

    東山道武蔵路、単なる旧道に大げさな!! と思って調べたら古代の道と出ていてびっくり!!!!
    そんな痕跡をよく掘り起こせましたね。昔の道を偲んで…というには古過ぎて道路現役当時を想像することすら困難に思えましたよ。

    1. taboom より:

      ぶとぼそさん こんばんは。

      なかなか涼しくなりませんね。風が吹くと秋色なのですが、
      あの日は今考えてみても格段に暑かったです。自転車乗っててもぼーっとなっちゃって・・・・いつもぼーっとしてますが(笑)
      それでも、皆さん文句も言わずに付いてきてくれたので良かったです。お昼ご飯食べて解散というのも緊張が切れる前で良かったかもしれません。
      東山道というのは、そんじょそこらの旧道じゃないようです。ちょっと特別扱いですね。そんな遺構を見ながら、あれはしゃがんだ後だとかバカ話し。おじさんは幾つになってもしょうがないですね(笑)

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