黒目川と柳瀬川 台風一過自主的パトロール

こりゃ、凄かったんだろうな。見たままの様子を慌ててiPhoneで撮って、家族用のLINEに「こんなだったから、やっぱり昨晩のうちに見にくれば良かった」と画像と併せて流したところ、「行方不明の爺さん抱えたくないから見に行くならお願いだから川の様子は晴れてからにしてくれ」と娘に諭されてしまいました。あひ〜。

台風が関東地方を去った翌日の日曜日に、あまりに空が青かったので、近隣の川の様子を確認しに行ってきました。水源が山ならぬ住宅街のちょっと先という川なので、降った雨だけが注ぎ込む程度だから大したこと無いだろうと考えていたら、前日の夜半には広島で聞いたような警告音と共に災害情報と流域の地域の避難勧告がじゃんじゃん送られて来てました。よく考えると、例えば総降水量が400mmだったとすると、そこら一面おしなべて40cmの水たまりになってる訳で、それが川に流れ込むとなると、やっぱり普段の水かさより増すんだなと、川べりを走りながら改めて認識しました。また、川に注ぎ込んでるいくつかの排水溝だったりは、本流の勢いが強ければ流し込む事もできずに滞留して、その内溢れ出しちゃうんだろうという事も理解できました。これは、実際に行って見ないとわからない事だよなと・・・ってわざわざ行かなくてもわかるだろ・・・(+_+)\バキッ!

巡視第1段 午前の部

まずは線路を渡ってと。これは広島でもおなじみの光景ですが、おなじみじゃないのは、西武池袋線で当たり前のように京急カラーの車両が走ってる事。東急も乗り入れてるから京急もと思っちゃいます。

林の脇を通ると、木々の間から日が射してキラキラ眩しいです。

黒目川のレベルまで下りてきました。ここは東久留米のパン屋さんMYですが、知らんうちに他所へ移転してしまったようです。娘の結婚式ではお世話になったんですけど。ちょっと残念。

多少風があるものの空は青いし、みんな普通に日常生活を送ってるようです。

黒目川の橋を渡った時、これは上流側。

そしてこれは、下流側。

なぎ倒された河岸の草がその様子を物語ってます。

黒目川と落合川の合流点の手前に東久留米スポーツセンターがあるのですが、そこの地下は貯水機構があるようで、満々の川の水を一旦中に吸い込む事で調整してるようです。画像の黒い柵の空間から流れ込むんですね。その時の様子は見られなかったですが、合流点の外側を見ても水が出た様子がなかったので効果はあったようですね。

そしてこれが、合流点を上流側から見た図。
左は、黒目川本流、右は、注ぎ込む落合川。通常時の合流点はこんな感じです。

わざと設けてある擬似「瀬」もこんな感じで大盛り上がり。
空気も盛大に取り込んでいるでしょう。

台風一過で、日常が戻って来たんでしょう。
天気も良いし、釣りでもするかって感じですか。

いったん川と反対側に視線を移すと、そこは水浸しの公園がありました。これは川が氾濫したんじゃなくて、大雨の結果、どこにも排水できずに溜まっちゃったというところでしょうか。

通り掛ったnakajima印の自転車の旦那もこの光景にはびっくりしてました。

ここの景色は好きな場所です。
ここをランドナーが一列にずらりと走ってくれると絵になるな〜。

そして、気になっていた、妙音沢に到着。

いつもより水量は多かったけど、それ以外は崩れたところもなく一安心。

トーエイを横目で見ながら進みましょう。

野火止用水沿いの歩道を進みます。
この辺り野火止用水の中でも一番の雰囲気の道ですよ。

ちょろりと林を抜けて、新座の運動公園で一休み

大和田通信所脇を抜けます。

原っぱの向こうに遠く秩父の山塊が見えます。台風一過は空気が澄んでますね。
お腹が空いたので家に戻りましょう。

巡視第2段 午後の部

お昼ご飯食べて、多少昼寝してたら、もう随分日が傾いてしまいました。
今度は、北側の柳瀬川を確認しに行きます。ここは金山緑地公園ですが、いざとなった時は、川からあふれた水が流れ込んで調整池の役割を果たします。普段は木道で散策できるコースも全部水没。しかしこれはこれで良い景色なのでそのままにしてもらってもいいんじゃないかと思うんですけど。

柳瀬川の本流は凄い事になってました。ドウドウと流れています。
来年のオリンピックのカヌー会場に使えるんじゃないかという位の激しさです。

立ってる所も、昨晩はめちゃくちゃ流れた所です。草が全部倒れてます。
この様子を見てLINEに流したところ冒頭のようにピシャっとやられました(笑)

これ、マジでスラローム競技で使えないですかね(笑)

反対側の河岸から見ても迫力変わらないです。向こうに見えるのは、配水池からリリースされている水です。こちらも凄い勢いで排出されてます。

しかし、水かさが増して勢いよく流れる川ってどうして人を惹きつけるんでしょ。
だからあんなにテレビで注意していてもわざわざ見に行っちゃうんですよね。

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