聖地巡礼と麦わら帽子
一つ前の記事で、最近は何処にも出かけずに家にこもって自転車ばっかを触っていると記載しました。が、触っているのは自転車は自転車でも乗らない自転車・・・んんん、面倒だな・・・、整備士の試験用に充てがわれた自転車というシロモノであります。乗らない自転車をいじるのは不毛というか、いじった結果に対して乗ってその乗り心地を実際に試してみたり、他人に見せて自慢するという楽しみが伴わないつまらない行為であります(泣) でも、それが今の自分にとって必要な事だし、それがちゃんと出来ないといけない・・・という事態に陥っているのであります。
それでも、そればっかやってると健康的じゃないし、そもそも飽きちゃう。だから今回の公休は、思い切って外に出てみる事にしました。そもそも遠くに行くようなプランを予め立てるというのはエネルギーを使う、少なくとも自分にとっては、行為であるので、えーいままよという感じで色々投げ出して出かけるのは、ホームグラウンドの狭山湖であります。マンネリといえばマンネリ。いつもと同じじゃつまんねぇかなぁとちょっと躊躇していたのはありますが、実際に走り出してみると、向かいから吹いてくる風に、仕事のストレスだったり、世情に対する漠然とした不安などが、ハラリハラリと音をたてて後ろに飛んで行くのが良くわかりました。自転車（乗れる奴ね）ってやっぱりいいなぁと再認識しました。
しかし、暑い。こんな日は外で運動してはいけませんという警報が出てるのは知ってましたが、それなら奥の手を出すかと、今回はスペシャルウエポンを出しました。・・・って、麦わら帽子ですけどね。つばの広い麦わらは日を遮るし、軽いから楽ちん、そして涼しいときた。これをサイクリングになぜ使わないんだよって思ったけど、当たり前だけどそれは風に弱いから（笑） 先のハラリハラリのくだりで、想像つくでしょうけど、風が吹くとバカーんと後ろに飛んでちゃううので自転車には全く用をなさない代物であります。仕方ないので、短い紐で喉のところで結ぶけど、ちょっとでも隙間があると、風で持ち上がって脱げちゃう。紐があるから飛んでっちゃう心配はなくなったけど、それがパラシュートのようになって、喉に食い込んで、グゲーってなります。風の吹いている時は麦わら帽子はダメですね。
狭山湖までやって来て、いつもの東屋の下でちょっと涼んでいたら、あることを思いつきました。
そうだ、ここまで来たら、狭山湖の魔窟を訪ねてみよ〜（笑） 怖いもの見たさで、行って見ると、魔窟はそこにありました。魔窟の怪人はご在宅かと覗いていたら、いきなり後ろから、パンパンパーンと、布団を叩く大きな音がして、それに驚いて尻尾を巻いて退散しました。どうもご近所さんに怪しい訪問者と思われたのでしょう。でも、どっちが怪しいかよーく見てみろって（笑）
何だか縁起でもないところに寄っちゃったな、クワバラクワバラ。
それじゃ、験直しに本物の聖地を巡っておこうと、三ヶ島ペタルを訪問しました。もちろん工場の門のところまでですが（笑）当然ですが、本日も営業中、誠心誠意ペタルを作られていたように感じます（門の外から感じた雰囲気ですが） 海外からやっすい、しかもテキトーなペダルが流れ込んでくる昨今、昔も今も変わらないクオリティでペタルを作り続ける姿勢に改めて敬意を表します。
なーんて、今日のBSMはたまたまMKSのEzyだったからこんなこと言えるんだけど（笑）
（2022年8月9日 走行）
こんなつばの広い麦わら帽子。日よけには塩梅いいんだけど。
途中で寄った公園で一休み。
カブトムシが居たんですよ。これはヤラセじゃありません。カブトムシには指一本触ってません。
他には、ノコギリクワガタやコクワガタ、カブトムシのメスやらを見つけました。
アチーなぁ〜
暑いけど、ひまわりを見ると何故か元気がでてくる・・・ような気がする。
こんな道を、ゆっくりと漕いでると、リフレッシュするねぇ。
走ってる間、いろんな事、楽しい事やつまんない事、好きな事や嫌な事、今の事や昔の事、とりとめのない事が次から次へとが思い浮かんでは、後ろの方に飛んでっちゃう。重大だと思って居た事とそうでもない事が同じレベルで思い浮かぶという事は、それはそんなに重大な事じゃないんだと気づいたりして（笑）
そういえば、狭山湖畔でぶどう狩りができるようですよ。
狭山湖の北側にはぶどう畑があったしね。今日はカバン無いから持ち帰れないな〜。
この一見平和な景色の先に魔窟はあるという（笑）
聖地巡礼の帰りに、所沢のソウルフードを試したけど、それが全く想像通りの味だったので、逆にホッと安心したりして。
いきなりこれは美味いってなってたら怪しいでしょ（笑）
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麦わらの帽子の君が揺れたマリーゴールドに似て……..
間も無く（もう）、比良の丘のひまわりの季節、近々の再訪確定ですね。
狭山湖畔のハルさん おはようございます。
正直言うと、暑かったので、比良の丘まで上れませんでした。というかサボりました（笑）
無理してでも行けばきっと美しい景色と、吹き渡る風が気持ちよかった事でしょう。
そして、その風で麦わら帽子が飛んでっちゃって、
「母さん、僕のあの帽子、どうしたんでせうね？」
になっちゃったかもしれません（笑）
おっ！ゴールデンコースですね。この間案内してもらった狭山湖！超良かったです。泥だらけになりましたが(^^) 麦わら帽子は昭和のガキンチョの必須アイテムであります。令和のおじさんにもきっと似合ってますよ。
六浦っ子さん こんばんは。
目的地は一緒ですが、アプローチは微妙に違ったりします。ご存知の通り住宅街を抜けて行く訳ですが、その人が住んでる界隈を走る事がそんなに嫌じゃありません。今回は泥だらけにはなりませんでしたが、家の中でうじうじしていた事で堆積した「ドロ」がボタボタと落ちてく感じがしてすっきり身軽になった気分です（笑）
麦わら帽子を出したのは、少なからずノスタルジー的なものはありましたが、激しい日を遮ってくれて効果的でした。後は風対策ですかね。
こんにちは。
僕も走っている時に色んなことを考えています。でも気が付くと同じ事の堂々巡りなことが多いです。月曜は上りの二時間がその堂々巡りでした。でも最近は心配事はあっても嫌なことが無いのが幸いです。
カブトムシやクワガタが人気が多そうな場所をウロウロしているんですね。最近の子供達は興味無いのでしょうか。うちの場合は、朝にマンションの廊下を歩くと、こちらに向かって威嚇ポーズをとっていたりします。そしてそろそろセミ爆弾です。
INTER8さん こんばんは。
色んな事を考えたり思い出したりするもんなんだな〜って改めて認識しました。
堂々巡りというのであれば、一つのテーマを深掘りしていく感じがして追求する感じが伝わってきますが、私の場合は、脈絡のない事が次から次へと現れて、それについて、「考える」というより「思う」方が多いようです。でも、心配事はあっても嫌な事が無いというのは羨ましいですね。
カブトムシは、久しぶりに見ました。通勤経路は雑木林の脇を通るのですが、クヌギの樹のあのえもいわれぬ良い匂い（カブトムシにとって）がプーンと漂って来るので、今年は当たり年じゃないかと思ってました。そこで昔よく見かけた公園に寄ったらそこに居たという次第です。ご指摘の通り、あれが昼日中に居るというのは捕まえる奴がいないという事になりますね。みんなそんなのには興味ないんでしょうね。
こんにちは
自転車で走りながら、いろいろなことを考えるのですか。
私は・・・「無」というか、何にも考えていないことが多いようです。
ただ無心に、安全だけに注意して（これは本能的なものですから考えてはいません）気に入った風景などに出会うと思わず独り言がでたり、くらいですか。以前、山歩きやサイクリングを「現実逃避」だと妻に批判されたことがあります。たしかに、そのような側面があるかもしれません。でも、次の日、また仕事にとりかかるのですから、それでいいじゃないかと自己弁護です。
しかし、三ヶ島「ペタル」なんですよね、なんでそんな社名になったのでしょうか。
shiokameさん おはようございます。
毎日暑い日が続きますね。
走っている時には、とても「無」の心境にはなれません。雑念が次から次へと湧いてくるからです（笑）何かをきっかけ、それが綺麗な景色だったり、見かけた看板、通り過ぎた人、腹が減っただとかの気持ちなど、それらを元に自分の連想ゲームが始まるようです。「考える」と「思う」は違うから、私の場合は思っているだけなんですけど（笑）
現実逃避
それは良く指摘されますね。でも、普段の生業とは別のことをやる訳で、それはそれは当然ながら独立してあるべきで、そっちをやることが逃避と言うのが適当だとは思いません。そっちばっかをやってると逃避と言われても仕方ないですが、両立するんだから立派なものです。
三ヶ島ペタル
社名は三ヶ島製作所ですから、この「三ヶ島ペタル」は何だ？と思いますね。昔はペダルをペタルと呼んでたんでしょうか。カタログにはペダルと書かれてるのであれの呼び名はペダルでいいんでしょうけど（笑）
おはようございます。
気軽に何も考えずにフラッと走り出せるホームグラウンド巡回ポタはサイクリングの基本ですよね。それが自然の多いところのなら尚更です♪
仰る通り、今年は虫たちにとって当たり年のようですよ。6月に暑い日が続いたおかげで樹液がたくさん出ているのです。昼間にそんな場所を見つけておいて夕暮れ時に巡回するとカブトやクワガタが群がっていて楽しいのです。逆に昼間にこうやって木をモゾモゾ這っているのは珍しいですね。昔なら喜んで捕まえましたが、今は背中を指でなでるだけにしてあげてます。
ぶとぼそさん おはようございます。
台風がいきなりやってきましたね。なんだか今年はいきなりが多くていちいち対応するのに疲れます（笑）
巡回という呼び方にすると何か救われる気がしますが、本来自転車旅は「何か見たこと無いものを探しに行く」であると考えていた身としては、同じところを訪ねて自転車乗った気になるというのは如何なものかという葛藤があります。そこまで、大げさなものじゃないですけど（笑）でも、今月末に実施される目の上のたんこぶが気になって、旅心を抑えているというか湧かないという方が正しいかもしれません。
虫の当たり年というのがあるんですね。
なんとなくそんな気がしますが、昼間っからカブトムシが木にいるのを見ると嬉しいやらなんか勿体無いような。最近の子供は虫捕まえないのかなぁ。
こんにちは
ペタルですか。
勉強になりました。
oryzasativaさん おはようございます。
そうなんですよ。
機会があれば訪問して見てください。
こんにちは
お久しぶりです～
整備士試験 真剣に取り組んでいるようで・・・
「絶対取ってよ！」と プレッシャーかけておきます。
カブトムシにクワガタ～ 走りながら雑木を見つけては 探すのですが 今年は 死骸のみで 生きたやつには お目にかかれていません。
子供のころは 必死にさがして山に入っていました。
一番うれしいのは 山では ノコギリクワガタの 格好のいいやつ！（矮小大あごのオスは 可哀そうに見向きもされませんね～） 近所の田んぼの柳の古木にはデカイ ヒラタクワガタ がいたので獲ったときは 飛びあがって喜んでいましたよ。 たまに 蛇がいたり スズメバチがいたりで 友達と飛んで逃げたら 獲った虫 全部落として着たりで・・・ゲームじゃなくて リアル夏休み虫取り でした（当たり前か～）
聖地巡礼 行きたいな～
ペタル うちのおばあちゃんは ぺたる って言ってました。 スポークは後光 サドルは椅子
ペダルって使わないのは 一般名称を社名に使わない からじゃないでしょうか？（そんな話を別の企業名で聞いたことあります）ニッカウヰスキー ブリヂストン とか・・・あとの例が出てこないけど
とにかく 暑くて大変ですが 腐らず頑張ってチョ～～
TAKOぼんさん おはようございます。
試験まであと２日となりました。試験なんてホント何十年ぶりなのでキンチョーしてます。
自転車の分解と組み立てなんて、何度も練習すれば良いような気になりますが、実は落とし穴があって、何度もやることで、自転車そのものが「疲弊」するのです。ホイール組なんて、リムがペコペコになるし、スポークやニップルも伸びたり潰れたり、ブレーキやシフトのワイヤーの末端もバラバラになるし、気をつけていてもフレームのいろんなところが傷ついたりします・・・orz
カブトムシの死骸、なんでこんなにと思ってましたが、鳥に襲われるそうですね。ところで、木をドカンと蹴ると虫がバラバラと落ちてきますが、それはキックの威力じゃなくて、木の振動に対して、虫が勝手に落ちるようです。天敵の鳥の襲撃を振動で感じ取り、緊急脱出するんですね。なるほど。
ノコギリクワガタは昔から見かけますが、ヒラタやミヤマに比べると感動は一段落ちるかも・・・(+＿+)＼バキッ!
ペタルは面白いでしょう。お嬢さんの住まいから１本のサイクリングロードで行けますよ。こんど東京遠征時にはトランポに自転車積んで来てください。
社名の命名方法、なるほど、そういう効果というか狙いがあったんですね。おもしろい！
今日は8月25日 taboom 記念日になりますように
他人事ながらドキドキです
ではです
norymaruさん こんばんは。
いや〜、何とか終わりました。ご心配いただき有難うございます。
発表は１０月なのでまだ結果はわかりませんけど、とりあえず終わりました。
結果はどうであれ、一旦止めていた遊びや活動をこれから再開しますわ（笑）