電力自転車と人力自転車

電動アシスト自転車のスポーツタイプは、e-bikeというんだそうだ。
そもそも、自転車をバイクと呼ぶのに対してかなり抵抗があります。2輪だから「バイ」なんだろうけど、やはりバイクというならエンジン付きでしょう。まっ、呼び方なんて人それぞれだからそれはそれでどうでも良い事なんだけど、少なくとも自転車をバイクと呼ぶんだったら、CRなどで「バイク進入禁止」となってるところに入るなよな〜って(笑)
そんなつまらない事にこだわるから当然ながらe-bikeという呼び方にも嫌悪感があり、自分では積極的にe-bikeとは呼ばない事にします。じゃ、どう呼ぶか? アシストしてもしなくても、自転車はそのまま自転車なので、便宜上ではありますが、今後は電力自転車と人力自転車と使い分ける事にしましょう。

呼び方には注文つけるけど、アシスト自転車そのものに対して顔を背ける気持ちは当初からありませんでした。まあ、違う世界だからと思ってたのは事実ですけど。ひょんなきっかけからスポーツタイプの電動アシスト自転車を手に入れました。パナソニックのXU1であります。注文したのは昨年の夏。夏はどうしても自転車の売り上げ落ちるんです。そんな折にリニューアルしたXU1が出ました。東京オリンピックのケイリン先導車に使われたという謳い文句にぐらっと来たのは事実です。そして売り場の責任者に、注文しても手に入るまでに時間がかかるから早めに注文した方が良いと言われ、今注文したら9月頃には入荷するし、その頃には整備士の試験の結果も出てて、受かってればおめでとうの賞品だし、落ちてたら残念賞でいいじゃんと・・・と。そして勢いに乗って注文した結果、8月の販売予算は何とかクリアしたけど、最終的に手にしたのは仕事を辞めて1ヶ月以上経過した12月でありました。なんちゅう納期じゃ(笑) そんなこんなで引き取った時には既に年末は目の前、いろいろと忙しない年末年始でしばらく乗ることができなかったのでありますが、1月の末にやっと狭山湖に試乗に行くことができました。

2月のmcpの狭山湖ランの下見をかねてであります。
2月度のランのプランナーとなった私、どうせだったら自分の持ってる狭山湖の引き出しを全部出して参加者に目にものを見せてやろ〜と勇んでコース造りをしました。そんな念のこもったコースを電力自転車で走ってみたのでありますが、結論からいうと、帰宅した後は、いつもの疲労感とはちょっと違った感じで疲れました。うーんこれは何なんだ。
XU1はSWと違って、アシストをオフにすることができます。SWもスイッチ入れなければオフですが、動こうとしないモーターを逆に回さなきゃならないというハンデを負うので重くて不愉快な事この上なし。それに対して、このXU1はオフというモードがあるので、アシストしない場合には、ギヤが外れるのか、いたって普通のペダリングが可能です。だから通常はアシストオフで走って、よしここはひとつサポートをお願いしたいという場面になってスイッチオンとすれば、効率的にサポートしてくれる・・・という感じかな。だから坂道の上り、手伝ってくれるので、意外と足は回るし、ゼーハーしなくてもイケてしまいます。それを続けると、だんだんアシストに慣れて来て、重いギヤのまま上ったりするのでだんだん足に疲れが溜まってきます。心肺機能に負担は少なく、足に来るというとても変な感覚であります。これは慣れなんだろうけど、ついイイ気になって重いギヤ踏んじゃわないように、比較的軽めのギヤで踏むようにするのが肝要なんじゃないかと思った訳です。でもまだ1回しか走ってないけどね(笑)

電力自転車での行程はこちら

(2023年1月28日 走行)

XU1は買ってきたまんまであります。
完成車としてのコンセプトはあるんだろうけど、時がきたら自分色の自転車にしなきゃね。

写真撮ってみてわかるけど、自転車が傾いて止まっているのが嫌なんだよな〜。
自転車は走ってなければ倒れるもんだし、止まってる時は何かに寄っかかっていたって良いのさ。寄っかかれなければ倒しとけ(笑)

比良の丘に向かう坂。
行った事ある人はご存知だろうけど、ここは結構な上り坂。
走りながら無意識に写真撮ってたけど、それも電力自転車のなせる技か。

比良の丘

足元になんか落ちてる!・・・ってしゃがんでみたら、小さな虹だった。
車輪についてる、反射板がプリズムになって作ったんだね。いつもの人力自転車だったら決して見る事できないものに驚いた。

傾いて映らない角度に自転車置いて(笑)

展望台から見下ろすとそこに1台。
まだ、5時間も載ってないけど、こうやって見ると少しづつ愛着が湧いてくるから不思議だな。

ダイダラボッチ伝説がこの辺りにはあるんです。
MCP2月ランではここは回らなかったけど。

最初は、場違いなような気もしたけど、これはこれで良しとする気持ちが湧いてきた(笑)

人力自転車での行程はこちら

(2023年2月4日 走行)

MCPの2月度ランにはSEMASで参加。ここは西武多摩湖線の八坂駅前。
当日は16名の参加者がいて、プランナーとしてはちょっとびっくり(笑)

東村山 熊野神社

熊野神社境内にある久米川富士塚

松ヶ丘から鳩峯八幡神社への上り。

そしてドレミの丘。

ドレミの丘への上りが結構キツかったりするんだ。
プランナーは知ってるからいいけど付いてく方は大変だ(笑)

そして荒幡富士の麓まで。

西武園裏。荒幡富士から下ったら、それ以上にきつい坂が待ってたね。
電力自転車では当然ながら容易に上れたけど、SEMASでももちろんクリア。息は上がるけど、同じように足腰もだるい。疲れるバランスが良いというかそれに慣れているのでそんなもんかなと思うんだろうな。

そして比良の丘。

勃たない自転車は倒しとけ〜(笑)

SEMASは「乗り馴れた」なんて安っぽい間柄ではないのだ。

じゃ、次に進も〜。

たまにはダートでガタガタさせるのも良いよね。

六道山の展望台から、スカイツリーは見えたけど、富士山は雲で見えなかった。

賑やかなのも嫌いじゃない。

ちょっとしたダート、ベテランもヤングも隔てなくクリアして一息いれるの図。
次の世代を担うヤング、頼もしいじゃん!

本日、最後にして最強の激坂にチャンレンジ。

電力自転車に心を奪われてしまった私はあえなく撃沈。
勝者の後ろ姿を見ながら押し上げました(泣)

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電力自転車と人力自転車” に対して4件のコメントがあります。

  1. お元気ですか?先日は楽しい時間をありがとうございました。(^.^) あのガタガタ路は相変わらずの萌え萌えルート!山あり谷ありのご機嫌な路でしたね。みんなで走るとなんだか遠足みたいで、超るんるんでした。しかも、試走もして頂いてたんですね。いつもありがとうございます。さて、アシスト自転車って、電池切れとアシストオフと違うんですね? ウーンなかなかオクが深い。電池が切れると、目方の重いぢ転車になるだけかと思ってました。なるほど!ギアが絡むんですね。いわゆるエンブレが掛かるということ? そりゃ大変だ。

    1. taboom より:

      六浦っ子さん こんにちは。

      毎日冷たい風が吹いて寒くて辛いです(笑)
      同じコースを一人で走るのと大勢で走るのでは違いますが、それぞれ楽しい部分がありますね。一つのコースで2度美味しい。まるでグリコ•••って違うか(笑)

      電アシでもスポーツ系は1軸、それ以外は2軸と言って
      、前者は実際に漕ぐ軸そのものがモーターと直結されているのに対し後者は漕ぐ軸とアシストの軸が独立してるので、その辺りが違うところです。アシストが軸直接と、チェーンを介して行われると行った方がわかりやすいかも。ん?分かりににくいか(笑)

  2. 奥田茂雄 より:

    登り下りに忙しく、楽しい一日でした。個人的にはサイクリングロードから山口線越えてゴルフ場横切って下る道がツボでした。あの丘の畑を下る道の風景はなかなかありそうでない気がします。

    タフに走るtaboomさんを前方彼方に見ながら走っていましたが、おっ、最後突然降りて押してる!のを見て、皆つられて降りてしまった様な(笑)。

    1. taboom より:

      奥田茂雄さん こんばんは。

      上り下りの我慢大会にご参加いただきありがとうございました。
      知らない人は、今日は何となくキツイとこばっか走ってるなって感じだったと思いますが、土地勘ある人は、「マジかよ!」って気持ちになった事でしょう(笑)山口線超えての下りの道、あそこはなかなか風情がありますね。ご紹介した山桜は、春の桜の頃とても綺麗に咲くので、覚えていたら見に行ってください。
      調子に乗って先頭走っていたので、イイ気になってたかもしれません。最後の最後、あの坂をなめてました。見事に撃沈しました(笑)

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